ホメオパシーの有効性に関する科学的根拠(その2)

出典:日本ホメオパシー医学協会

■研究室に於けるエビデンス 
ホメオパシーの「超微量」の本質、または希釈の原則は、科学を信奉する人々からの主な批判の的となってきた。「24X」もしくは「12C」以上、つまりアボガドロ定数を超えるまでに希釈されたレメディーには原物質の分子は1つも無いということに異論のあるホメオパスはいない。しかし、研究室でも臨床でも、この希釈率を超えるホメオパシーレメディーが「明らかな有効性」をこの200年示し続けてきているのだ。
核磁気共鳴(NMR)の研究で、23の異なるレメディーとポーテンシーから、プラセボでは見ることの出来なかった、量子生物学的な活性を示していることを明らかに検知したのだ。このことはホメオパシーのエネルギー的作用が化学的作用を上回っていることを意味する。感覚神経の障害と病理的な反射作用が引き起こす慢性の再発する亜脱臼状態と病気が、劇的に改善するのを、カイロプラクターのように目の当たりにできるのである。

Adam Sacks, "Nuclear magnetic resonance spectroscopy of homoeopathic remedies," Journal of holistic medicine, 5 (fall-winter 1983): 172-175: Smith RB. And Boericke G.W. " Changes caused by succussion on N.M.R, patterns and bioassay of bradykinin treacetate (BKTA) succussions and dilution journal of the American institute of homoeopathy, 61 (November December 1968): 197-212.

コメント
ホメオパシー否定派は、研究室でも臨床でも、アボガドロ定数を超える希釈率のホメオパシーレメディーが「明らかな有効性」をこの200年示し続けてきているという事実を無視し、原物質が存在しない水に効果があるわけがないと主張し続けることで頭の悪さを露呈し続けています。しかも彼らは自分たちがいかに頭が悪いかについて自覚が全くなく、それを指摘しても理解できないほど頭が悪いという点で救いようがない状態です。まるで何かに取り憑かれたかのようです。水が構造化できることは科学的事実です。ならば水が情報を保存することは十分あり得ることです。音楽CDが人を癒す効果があるように、情報は人に影響を与えます。原物質を含まないことが効果がないことを科学的に説明することにはなりません。200年示し続けている「明らかな有効性」という事実を受け入れ、その有効性に関する科学的メカニズムを明らかにすることが本来の科学であるはずなのに、事実を無視し、時代遅れの学説を盲目的に信奉するという愚かなことをし続けているわけです。この論文を入手し翻訳を進めたいと考えます。

■抗ウイルス作用に関する研究
ある二重盲検で、10のうち8つのホメオパシーレメディーが、50~100%、ポーテンシーにより違いが出るが、ニワトリの胚でウイルスの増殖を抑制することがわかった。

Sigh L.M. and Gupta G. "Antiviral efficacy of homoeopathic drugs against animal viruses," British homeopathic journal, 74(July 1985): 168-174.

コメント
ニワトリ胚でのウイルス増殖に関する実験はさすがにプラセボ効果の入り込む余地はないでしょう。100%の抑止効果のあるレメディー、50%の抑止効果のあるレメディー、そして全く効果のないレメディーがあるようですが、この効果の差がどこから生じるのか?ウイルスとの相性なのか?ニワトリ胚との相性なのか?とても興味があります。
この実験結果をもとに、それぞれのレメディーで、異なるウイルスに対する抑止効果を調査するとともに、異なる動物胚での同一のウイルスに対する抑止効果を調査したら、それがわかると考えます。
この論文を手に入れて翻訳を進めたいと思います。また彼らに上記の追加実験のお願いをしたいと思います。

つづく。