ホメオパシージャパンカード停止事件(2)

ホメオパシージャパンカード停止事件

クレジットカードについての新着情報についてのご質問
http://www.homoeopathy.co.jp/20120126_info.html

で興味深く思ったのは、以下の部分です。

■1月25日16:56
…中略…
J-CASTニュース様の取材意図やホメオパシーに対する見解を明確にするためにホメオパシージャパンから以下の取材をさせていただきました。
以下略

つまり、取材する立場のJ-CASTニュースを逆に取材しているという点です。
これはある種の同種療法と言えるのではないでしょうか?
この発想はさすがに『ホメオパシー新聞』を発行してマスメディアに対抗した日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)だなと感心してしまったわけです。

で、ならば、JPHMAの取材班は、もっともっと取材の幅を広げてはと思います。
朝日新聞は外せないでしょう。読売、毎日など。
また、日本学術会議も外せないでしょう。「荒唐無稽」発言をした唐木さんですね。
『ホメオパシー新聞』で大きく取り上げられていた黒岩さんを取材してもおもしろいと思います。

たとえば「ホメオパシーは明確に否定されている」発言をした唐木さんに、その根拠としたランセットの論文が欠陥論文(インチキ論文)であること、ネイチャーに掲載された「ベンベニスト博士の実験は幻だった」とする論文がやらせ論文であること、そしてホメオパシーの有効性を示す膨大な論文などについてのインタビューをすべきではないでしょうか?

そして取材に応じない場合は訴えたらよいと思います。

たとえばホメオパシーの科学的根拠について、ベンベニスト博士の論文があります。二重盲件による有効性を示す論文もたくさんあります。ホメオパシーの著しい有効性を示す論文は膨大です。

■ホメオパシーの科学的根拠について

ホメオパシーをプラセボだと言う人もいますが、動物にも植物にも有効であることから、ホメオパシーの有効性はプラセボ以外のところに求められるべきです。
また、ホメオパシーの有効性に対する科学的根拠もあります。
科学的根拠に関しては1988年に有名なイギリスの科学雑誌ネイチャーに掲載されたベンベニスト博士の論文(『高希釈された抗血清中の抗免疫グロブリンE(抗IgE 抗体)によって誘発されるヒト好塩基球の脱顆粒化』ですでに水の記憶に関しては証明されています。
すなわち科学的根拠があります。

ベンベニスト博士がネイチャーに掲載された翌年、同じくネイチャーにベンベニスト博士の実験は幻だったとする反対論文が掲載されました。この論文が掲載されるに至った経緯、卑怯な手口などについては、ベンベニスト博士の遺稿となった『真実の告白──水の記憶事件のすべて』(ホメオパシー出版)に全て書かれています。この本を読んだなら、誰も水の記憶をトンデモ科学と言ったり、ベンベニスト博士を似非科学者と言えなくなります。

超伝導体に関する研究でノーベル物理学賞を受賞したブライアン・ジョセフソン教授も、ベンベニスト博士を支持し、『水の記憶事件』の序文を書いています。

また、1988年ネイチャーに発表される前に、イタリア(ミラノ)とカナダ(トロント)とイスラエル(テルアビブ)にある3つの研究所でベンベニスト博士の実験結果が再現されています。
またフランスマルセイユのある研究所のアレルギー学の大家も肯定的な結果をベンベニスト博士に送ってきます。ですからネイチャーも論文掲載に踏み切ったという経緯があります。

さらに、その後、ベルファースト・クイーンズ大学のエニス教授によるベンベニストと同様の研究、およびフランス、イタリア、ベルギー、オランダの別々の4大学で行われた追実験により(Belon et al1999)、ベンベニスト博士の研究結果の基本的妥当性が確認されています。

エニス教授自身も実験を2回行っています(Brown &Ennis 2001)。
興味深いことには、4 大学による追実験はベンベニストの研究の欠陥が明らかになることを想定して正確に科学的な評価を行おうと、クイーンズ大学が扇動し、その調整の下に実施されたものです。
ベンベニストの研究結果の有効性と第三者による再現可能性が明らかにされたことは、ホメオパシーの基礎研究にとって非常に大きな意味をもちます(Belon2004:Fisher 2004)。

そもそもホメオパシーがインドの第一医学となっており、ヨーロッパ各国で非常に多くの医師がホメオパシー治療をしているという事実、それによって何万人という人が改善したという事実、毎日改善実績を蓄積しているという事実に対して、科学的根拠がないからインチキだとか、ホメオパシーが効くわけがないなどというのは、理に適っていません。
プラセボ効果の期待できない、動物、赤ちゃん、乳児にも劇的な変化を見ることもしばしばです。

水分子は激しく運動しているので、記憶ができるわけがないなどという記述を見ることがあります。しかし、ミラノ大学の理論物理学者Emilio del Giudiceは、ミラノ大学の物理学者とともに、水がその構造を長期保持できる理由(すなわち、水が長期記憶を保持できる理由)を量子物理学的に明らかにしています。

以前は、水素結合の力は弱くクラスターは不安定で絶え間なく崩壊と形成を繰り返していると考えられてきましたが、現在では、そういう無秩序な水の部分以外に、クリスタルのように秩序だっていて液晶化している水の部分が存在することがわかっています。この部分の水の水素結合は流動的な部分の水の20倍もしっかり結合していることがわかっています。

結論から言うと水は、原物質の電磁的な振動情報を記憶保持できるということがわかっています。生体はそれを認識し反応していると考えられます。いずれにせよ、希釈振盪した水の中には原物質の痕跡がなんらかの形で残っており、それを生体は感知することができるということは確実に言えます。

いずれにせよ、今の科学で証明できないからと言って、非科学的であると批判する態度こそ、非科学的な態度であり、理論に合わない現象が観察されたら、それは既成の理論が間違えていたということであり、新しく観察された現象を含めて包括的に説明できる新しい理論が求められているということです。
(JPHMAより引用)