ホメオパシーの科学的根拠(その5)

出典:日本ホメオパシー医学協会

■抗がん作用に関する研究
繊維腫を移植されたマウスのうち77匹を除く52%は、ホメオパシーのレメディーを投与されながら1年以上生存したが、治療を受けなかった77匹は10~15日で死亡した。

Choudry H. "Cure of cancer in experimental mice with certain biochemic salts," British homoeopathic journal, 69(1980): 168-170.

コメント
詳細は論文を入手し翻訳してから発表したいと思います。いずれにせよ、ホメオパシーの癌への有効性はバナジープロトコルでも証明されています。
癌(ガン)へのバナジープロトコル(癌治療の最前線を行くホメオパシー)
CNNで「ホメオパスは癌を治すことができる」というタイトルで報道される! バナジー親子登場

■ペイン・コントロールに関する研究
ハイペリカム(Hyper.)を投与された齧歯類は痛みへの反応が抑制されることが、科学者たちの研究でわかった。コントロール群よりも、熱したプレートの上に長くいることができるのだ。鎮痛作用のあるエンドルフィンの作用を阻害するNaloxone(麻酔拮抗薬)を投与すると、ハイペリカムの効果は減少する。これは、ハイペリカムが、(エンドルフィンの)必要な時にエンドルフィンを活性化させることを表している。この実験に使用した齧歯類は、不快感を感知した時にはいつでも熱したプレートから降りることが可能な状態であった。

Keysall G.R., Williamson K.L. and B.D. Tolman. "The testing of some Homoeopathic preparations in rodents," proceedings of the 40th international homeopathic congress (Lyon. France, 1985). Pp. 228-231.

コメント
ハイペリカムが神経に達するけがに合い、神経的な痛みにすばらしい効果を発揮することは、本当に無数とも言える報告があります。ホメオパシー否定者はこういう無数の事実をずっと無視し続けています。この論文も動物実験であり、ハイペリカムの痛みへの有効性はプラセボ効果によるものではないと言えます。さらにハイペリカムのレメディーが痛みを軽減させる作用機序に踏み込む実験をしているという点で興味深いものです。

つづく。