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2012年3月

2012年3月28日 (水)

1988年6月の『ネイチャー』に掲載されたベンベニスト博士の論文を否定する論文はいかにして捏造されたか?(その1)

さて、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つである『ランセット』が、ホメオパシーを葬り去るためにお粗末な捏造論文を掲載したことはすでに述べた通り明らかですが、やはり元祖は、『ネイチャー』でしょう。

1988年6月28日に、世界で最も影響力のある英科学誌『ネイチャー』(アメリカの『サイエンス』と双璧をなす)に「高希釈された抗血清中の抗免疫グロブリンE(抗IgE 抗体)によって誘発されるヒト好塩基球の脱顆粒化」と題された論文が掲載されました。

この論文こそ後の大論争となったベンベニスト博士の「水の記憶」を証明したと言われる論文です。この論文掲載からわずか1ヶ月後、同じく『ネイチャー』から『高希釈は幻か?』というタイトルで、「水が自らを通過した溶質の記憶を再現できるという仮説はむなしく根拠がないものである」と断定した論文が掲載されました。

こうしてベンベニスト博士は世界中の笑い者となってしまいました。ここではベンベニスト博士の論文がネイチャーに掲載されてから、1ヶ月後の否定論文が掲載されるまでの過程を、『真実の告白――水の記憶事件』(ホメオパシー出版)から引用します。

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前略(ベンベニスト博士の論文が『ネイチャー』に掲載されるまでの過程も興味深いものですが、ここでは割愛させていただきます)

1988年6月に論文が掲載される前後の日々、私は『ネイチャー』誌にせかされた「調査委員会」の訪問を受けなければならないかと心配していた。『ネイチャー』のこのような要求は科学界の慣習に全く反するものであることを再びこの場で明確にしたい。

もし編集長がこの発見の真実性を確信していないのなら、なぜ「調査委員会」による訪問の前にわれわれの論文を掲載したのか。ジョン・マドックスはずっと後になって、論文掲載を迫る私の上司の圧力に屈したと答えた。私はマドックスの過度の要求にもかかわらず2 年の間ずっと私の論文が掲載されるために辛抱強く待ってきたことを否定しない。このような辛抱強さは競争的色彩を帯びざるをえない実験という道に踏み出したすべての研究者がもち合わせており、また、もつべきものである。そもそも論文掲載決定がなされたのはレフェリーからの異議に対し私がことごとく回答した後である。ということは、掲載の準備は完了したということである。国際的に最も影響力の強い(そして最も保守的でもある)科学誌の編集長ともあろう者が、ある論文が科学的根拠を欠いていると考えたにもかかわらず――それが正しくても間違っていても――彼らの掲載要求を拒絶するだけの権威がないとしたら、もう転職するしかないというべきである。

もう一つの仮説――おそらくジョン・マドックスは、ホメオパシーという異端を正当化する偽科学理論を空中で爆破して木っ端微塵にするために、あえてGO サインを出して離陸させたのである。私は、いつもマドックスが科学界の指示を受けて「偽科学」との闘いに人生をかけようと思っているのではないかと思ってきた。ある人は、言語道断のことが発表されたという確信、それに起因する雑誌広告や売上の増加なども無関係ではないと言う。

ジョン・マドックスは調査委員会の構成を伝えてきた。彼自身もその委員会のメンバーになっていた(彼の専門は物理学だが)。後の2人はアメリカ人で、ウォルター・スチュワートとジェームズ・ランディである。私は2 人のことを全く知らなかったし、彼らが何者であるかを知ったのは、私の研究所に彼らがやってくる数日前だった。スチュワートは不正行為を見破るスペシャリストであり、ジェームズ・ランディはユリ・ゲラー(私はこれが誰だか知らないが、ユリ・ゲラーと比較されるとは私もずいぶん大物になったということにちがいない。ユリ・ゲラーと私のどちらがこのことを誇りに思うべきかはわからないが)の化けの皮をはいだと主張する手品師である。

私が“スペシャリスト”たちの血統について十分知ったとき、彼らの調査訪問を断りたくなった。理由はいくつかある。まず第一に、マドックスが私の研究チームのなかに手品師がいるにちがいないという不正行為を前提にした仮説に立っていることが明らかであることである。私が袖の中に抗免疫グロブリンE を隠しておき、それからそれを数滴試験管の中にこっそり流し入れて楽しんでいたとでも言いたいかのように。

不正行為を見破るというスチュワートの人格はさらに問題が多い。そもそも彼は好塩基球の脱顆粒についての論文を審査する『ネイチャー』誌のレフェリーであったが、私の論文掲載に何ら反対しなかった。また彼は、免疫学におけるノーベル賞受賞者であるアメリカ人、ボルティモアに対し数か月前に不正があったと非難して、嘆かわしいボルティモア事件というのを引き起こした中心人物である(*8)。私の論文が掲載された同じ号でジョン・マドックスが、デイビッド・ボルティモアに対する喚問においてスチュワートの果たした役割を非難する態度を示したのは運命の皮肉であろうか。マドックスは、スチュワートと別のアメリカ人の科学者と“不正行為狩り”を推進するうえで協力してきたが、彼らは何ら実のある科学的成果をあげておらず、科学知識の自称ガーディアンにすぎないことを強調していた。それなのに、その同じスチュワート、ヒステリックな魔女狩り人スチュワートをもう一人の手品師を伴わせ、私の足を引っ張るためによこすとは。もはや足りないのは軽業師とクマ使いぐらいのものである。

このようなひどいならず者たちを私の研究所に迎え入れるにつき私が反対なのは当然で、どう対処すべきか正直いって追い詰められていた。まず第一に、『ネイチャー』誌が巨大な科学的権威であることである。熱烈なカトリック信者であれば、もしローマ法王がサイフを要求したらためらわずに手渡すであろう。ローマ法王が私の金を盗み、身分証明書を偽物とすり替え、科学因習警察に突き出すなどとは夢にも思わないからである。しかし私はそこまで『ネイチャー』を信じてはいない。彼らを受け入れたらどんなことになるか知れたものではない。さらに、もし私が再検証を拒めば、人は私が何かを隠したがっていると思うだろう。私は協力者や論文の共同執筆者と相談したうえで、ついに調査委員会を受け入れることを決意した。仲間たちは実験の有効性を微塵も疑っておらず、不正のないところで不正が発見されるわけはない、と確信していた。

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すでに書いた、2002年のBBCの捏造事件に深く関与しているチンピラ的手品師、ジェームズ・ランディーが、ベンベニスト博士の実験の調査委員の中になぜか入っており、ベンベニスト博士の実験の検証をするというのです。

さらに、免疫学におけるノーベル賞受賞者であるアメリカ人、ボルティモアに対し根も葉もない不正行為をでっち上げ、嘆かわしいボルティモア事件というのを引き起こした中心人物である、ウォルター・スチュワートが調査委員の中に入っているのです。不正行為をでっち上げることに関しては右に出るものがいないという輩が不正行為を見破るスペシャリストとしてベンベニスト博士の実験を検証をするというのです。

そして、「偽科学」を叩きつぶすよう指令を受けているのではないかとベンベニスト博士もいつも思っていた『ネイチャー』の編集長、ジョン・マドックスが自ら調査委員の中に入っています。

ベンベニスト博士が「ジョン・マドックスは、ホメオパシーという異端を正当化する偽科学理論を空中で爆破して木っ端微塵にするために、あえてGO サインを出して離陸させたのである」と推測していますが、確かにマドックスは「信じていなくても掲載はする。真偽はそのうち判明する」という立場であったことと、検証チームの面々、そしてベンベニスト博士の論文掲載からわずか1ヶ月にはもう反対論文を掲載しているという素早い対応を考えるとき、この言葉は真実味があると思います。

それにしてもよくぞここまで各方面のチンピラ的スペシャリストが一同に結集し、恥ずかしくもなく調査委員会を名乗るものだと感心せずにはいられません。まさに、“もはや足りないのは軽業師とクマ使いぐらいのもの”です。逆に言えば、この調査委員会に軽業師とクマ使いがいたら、完璧だったということです。

そして上記のような人たちを調査委員として受け入れてしまったベンベニスト博士を哀れまないでいられません。これからベンベニスト博士の研究室で巻き起こる大騒動はもはや科学という次元を遙かに超えたものになっていきます。

つづく。

2012年3月22日 (木)

これはやばいです。まじやばいです。「心の病を売り込む」

THRIVE(スライブ)に続いてなにやら上映会やっていると思って気になってはいたものの・・・「心の病を売り込む」のDVDを入手して見ました・・・。がこれはやばいです。まじやばいです。どれぐらいやばいかは、以下のアンケートを読んでいただければわかると思います。
■アンケート

ホメオパシー医学をいい加減な民間療法だと言う人がいますが、何百回というプル―ビング(実証)を積み重ねて、同種の原理による真の薬効を明らかにしたマテリア・メディカに基づき、クライアントの状態と照らし合わせてレメディーを処方するホメオパシーは、いい加減どころが、病気の根本原因である目に見えない生命エネルギーの滞りを、レメディー名として象徴化することで洞察可能にした、非常にすぐれた治療体系をもつ医学です。

一方の精神医学の実態には呆れ果ててしまいました。これは医学とは言えません。また、チンピラ的人間による一般人、精神科医への洗脳、製薬会社の莫大なお金の力による政界、精神医学、マスコミのコントロール・・・心の病が市場と見なされ、新しい市場を開拓し(新しい病名を作り出し)、弱みにつけ込んで商品(薬)を売り込む・・・・・・・・・。ホメオパシーが正当に評価され、早く心の病をもつ人の選択肢の一つとなることを願わずにはいられません。

定期的に上映会もやっているようです。無料です。
■上映会情報
3月24日(土)14:00~17:00
3月28日(水)14:00~17:00

ホメオパシーの有効性を示す論文は質が低いもので当てにならないというのは間違いです

2005年のThe Lancet(ザ・ランセット)のホメオパシーの有効性を否定する論文はいかにして捏造されたか?(その3)で以下のように書きましたが、疑問に思っている人がいるようです。

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さて、ホメオパシー否定派の人の中には、ホメオパシーの有効性を示す論文は高度な科学によらない(レベルの低い研究)と根拠なく主張しますが、エッガー博士らの研究チームは、ホメオパシーの試験とアロパシーの各試験の調査設計の善し悪しや、その手法を吟味した結果、質が高いと認められたのは、ホメオパシーの調査が二一件、一般薬の臨床試験は九件だけであったことはすでに述べた通りです。

この研究からは、ホメオパシーの研究は一般の医学研究と比べても高レベルなものが2 倍以上あることがわかります。しかしこの明白な事実について研究者たちは何のコメントもしていません。もちろん、ホメオパシー研究の全てがイコールホメオパシーの有効性を示す論文とはならないでしょう。しかし、ホメオパシーの研究は、ホメオパシーに肯定的な人が真剣にやっており、ホメオパシーに否定的な人はやりたがりません。なぜなら、ホメオパシーの研究を真剣にやるとホメオパシーの有効性を証明してしまうことになってしまうからです。しかし中には、ホメオパシーの有効性を否定するという意図をもって研究をする人がいます。ちょうどエッガー博士のような人です。

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しかしこれは、スイスのHTAレポートでも示されたことです。
以下、日本ホメオパシー医学協会のホームページから引用します。


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ホメオパシーにおける2006年HTAレポートは、補完代替療法(CAMs)の全体評価をするスイス連邦公衆衛生局(FSIO)に委託されました。ドイツ語圏学者チームによって書かれ、ドイツのWitten/Herdecke大学のG Bornhoft & F Matthiessenによって編集されました。

(中略)

このレポートは300ページに渡り、ホメオパシーにおける科学的文書を余すところなく再考察しています。22の再考察をまとめており、その内の20がホメオパシーに対してポジティブな結果を示している。また、その内の4つは、医学体系の1つとしてホメオパシーは効果があるという強い証拠を示しました。

(中略)

このレポートはまた、ホメオパシー実験の品質アセスメント結果も提示しており「ホメオパシーとフィトセラピーの研究は、現代医学研究よりも質の良いものであった。」と結論付けています。

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上記は、エッガー博士らの研究チームによって質の高い研究として残った論文が、ホメオパシーの方がアロパシーよりも2倍以上あったという事実と一致します。

つまり、ホメオパシー否定派が、「ホメオパシーの有効性を示す論文は、レベルの低い当てにならない論文だ」という主張は間違いで、実際は、現代医学の薬剤研究の論文よりもレベルの高いものが多いというのが本当のところです。

2012年3月21日 (水)

2002年のBBC(英国放送協会)のホメオパシーの有効性を否定する番組はいかにして捏造されたか?

BBCは2002年11月26日に「ホライゾン」というホメオパシーについての1時間半のドキュメンタリー番組を制作しました。

この番組はBBCによるホメオパシーバッシングの先駆けであり、21世紀の世界のホメオパシーバッシングの先駆けとなりました。

「科学番組」と「リアリティ番組」を融合したような生放送番組で、ホメオパシーは数年前より「何の物質も入っていないので、作用すると言うことが不可能」と言われている。しかしそれに反してホメオパシー商品のセールスは伸びる一方というのが現状。そこで、BBCがホメオパシーについて取材をするというストーリー。

そして、以下の紹介が続きます。

○ ホメオパシーレメディー希釈の説明。
○ プラシーボという人もいるが、それではどうして動物に効くのか?
○ 現代医学に見放されたがホメオパシーですっかり元気になった女性のコメント。「何が自分を治したか、はっきり分かっている。それはホメオパシー以外にない」
○ 女王陛下主治医、Dr.ピーター・フィッシャーへのインタビュー(彼の花粉症についての実験について。)
○ 原物質が入っていないのにホメオパシーレメディーが作用するのは、「水の記憶」だと言う科学者がいる。ということで、ベンベニスト博士インタビュー。
○ 以下に示したアイルランドのベルファースト・クイーンズ大学の女性科学者、エニス教授が、ヒスタミンを原物質がなくなるまで薄めたものを、人間の血液細胞に入れることで、反応が起こるかどうかを実験。水には記憶があるという結果がでる。
○ 同じ実験をBBCが取材費をかけて実験し、結果をホメオパシー賛同派と懐疑派に見せるというもの。チンピラ的人間のひとりであるランディというアメリカ人が「自分の出す条件下でその実験を証明したら百万ドル与える」という演出も用意。実験結果は「水には記憶がない」というもの。ランディは、百万ドル払わなくて済んでホッとした表情。しかし「更なるリサーチの価値はある」と締めくくる。

問題は、最後のエニス教授の実験の再現実験です。
このBBCのホメオパシーの放送は、その後、英国、そして世界に大きな影響を及ぼしたことは皆が知るところです。BBCによる自称、厳密な実験結果が「水には記憶がない」ということを支持するものであったため、ホメオパシーには科学的根拠がないというこれまでのホメオパシー反対論者の唯一の根拠を後押しする形となりました。

これによって英国ではホメオパシー否定派によるホメオパシーバッシングの勢いが増し、ホメオパシーは衰退していく傾向になりました。当時のロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシーと姉妹提携していたザ・カレッジ・オブ・プラクティカル・ホメオパシーのデビッド・ハウ学長もこのBBCの放送内容が大きな波紋を起こしており、危機感をもって嘆いていたとうことです。

奇しくもベンベニスト博士が水の記憶の論文を発表した翌年に、「あの実験は幻想だった!」とする反対論文が紹介され、ベンベニスト博士が世界の物笑いの種となったように、エニス教授の実験結果が否定される形となりました。
エニス教授は、ベンベニスト博士の追実験をしており、ベンベニスト博士の研究結果の基本的妥当性を確認しており、またここで取り上げたオリジナル実験による水の記憶を証明する実験を2回行っています(Brown &Ennis 2001)。
ホメオパシー否定派にとってベンベニストを笑い者にすることに成功したものの、他の者も笑い者にする必要があったのでしょう。エニス教授が生け贄にされたわけです。

しかし、エニス教授も黙ってはいませんでした。BBCに公開実験の詳細プロトコルの開示を求め続けました。

このBBCの放送が十分な効果を発揮した後の二年後、BBCが情報開示に応じたことで、BBCのエニス教授の再現実験はインチキであることが発覚しました。以下、『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』からご紹介します。

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エニス教授がこの実験に使われたプロトコルの詳細を2004年にようやく見せてもらうことができたとき、自分が行った実験とは似ても似つかないものだったことに驚いたと話している。また、『ホライゾン』が起用した研究者は低級な医療技術者で、大学院の学位もなく、また過去に一度も好塩基球に関する研究を発表したこともないことが明らかになった。

さらにこのプロトコルでは、ホメオパシー薬(高度希釈したヒスタミン)を添加する前に、好塩基球を死滅させると言われている化学物質が使われていたことも明らかになった。

このようにずさんな実験をもって、ホメオパシー薬の効果を適切に評価することは、文字通り不可能だった。

著者は、アメリカのテレビ番組シリーズ『20/20』のインタビューを受け、このBBCの実験が欠陥だらけであることの根拠を示した。『20/20』のプロデューサーは、エニス教授をアドバイザーに据えることを約束したが、研究を行う前に、この調査設計がずさんで欠陥があることを知らされると、エニス教授に相談すると約束しただけで、必ずしも教授の助言を受け入れることまでは約束していないと述べた。

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つまりはこういうことです。
「ホメオパシーのレメディーは、何の物質も入っていないので作用することが不可能」という嘘を数年前よりマスコミを通じて流してきたものの、ホメオパシー商品のセールスは減るどころか伸びる一方という現状に危機感を抱いたチンピラ的人間が、BBCの上層部に潜伏する同胞に依頼して、ホメオパシーをインチキ療法にしたてるための番組を企画したという流れではないかと思います。

最初ホメオパシーはこういうものですよと説明し、肯定的な意見を紹介しながら最後はホメオパシーの有効性の科学的根拠となりえる実験はインチキだったというおちで、見る者に大きなショックと失望、そしてホメオパシーへの不信を与えるために制作された番組ではないかということです。そしてあとはホメオパシー否定派が最後のBBCの公開実験の部分を大々的にとりあげ、ホメオパシーはインチキであると風評を流すために制作された番組ではないかということです。

そのためにランディーというチンピラ的人間を使って演出し、また実験者もわざわざ未熟な者を起用し、その低級実験者に欠陥だらけの実験をさせ、それでも万が一に備え、つまり実験が絶対に失敗するように、事前に好塩基球を死滅させる化学物質を入れていたということです。

こんな卑怯な実験は聞いたことがありません。卑怯にも限度というものがあると思います。ここまで卑怯で大丈夫なのだろうか?と思わずホメオパシー肯定者も心配になるほどの卑怯さです。近代まれにみる卑怯さと言っても過言ではないと思います。そういう意味では逆に評価してもよいのかもしれません。

結果はもちろん、エニス教授の実験結果を否定するもの、すなわち、「水には記憶がない」となりました。それでいて実験を見守るランディーさんは、ホッとした表情を見せるわけです。これがやらせでなくて一体なんなのでしょうか?

ランセットといい、日本学術会議といい、BBCといい、朝日新聞といい、世界の学術機関もマスコミも一体どうなっているのでしょうか?それを探るヒントがスイスのホメオパシー事情に見ることができるかもしれません。

ところでBBCの捏造はこれだけにとどまりません。

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エニス教授の研究(『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』から)

化学の教授(メデレイン・エニス博士)の主導で行われた重要な研究がある。この教授は、もともとホメオパシーに懐疑的な立場であったが、現在はその著しい効果を認めるようになった(Belon et al., 2004)。

別々の大学と提携する四つの独立の研究所が、アボガドロ定数を超えるヒスタミンの溶液を使って、三六七四回に及ぶ実験を行った。アボガドロ定数を超えるということは、摂取されるなかに原物質の分子が残存していないことがほぼ確実であることを意味する(一〇〇分の一の希釈を一五〜一九回繰り返す。すなわち、100-15 から100-19 の濃度ということになる)。研究者は、ヒスタミン溶液には好塩基球と呼ばれるタイプの白血球を抑制する作用があることを発見した。その効果は、全般的にかなり顕著なものであった(P= < 0.0001)。実験に使われた溶液は研究所ごとに独自に用意され、被験者はテスト溶液の中身については知らされず、データ解析は、実験のどの段階にも関与していない生物学専門の統計学者によって行われている。

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2012年3月20日 (火)

2005年のThe Lancet(ザ・ランセット)のホメオパシーの有効性を否定する論文はいかにして捏造されたか?(その3)

日本学術会議副会長である唐木英明氏が、ホメオパシーは科学的に明確に否定されていると言い、その根拠とした2005年の「ザ・ランセット」の論文は、「この論文の正当性を主張することも、この論文をホメオパシー否定の根拠として利用することも、人間として恥ずかしいことである!」と言っても過言ではないほど、いかがわしさにおいて他の追随を許さない論文です。詳細はこちら。

アンチ・ホメオパシーの急先鋒として有名だったスイス人医師のエッガー博士―は、研究が終わりもしないうちから、自分の研究を提出する予定があることや、ホメオパシー薬は効かないという結果が十分に期待される旨を、『ザ・ランセット』の編集者に伝えていたことはすでに述べた通りです。このことからも、最初からバイアスがかかっていたことは想像に難くありませんが、バイアスがかかっていた証拠となる証言を『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』からご紹介したいと思います。

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『ザ・ランセット』誌の編集主任ゾーイ・マランは、「エッガー教授は実験に着手するにあたって、ホメオパシーにプラシーボ以上の効果が見いだせるとは期待していないことを認めていた。だから彼の言う“見解の不一致”は最初から見え透いていた。こちらはそれで十分だと考えていた」と認めている(EHM New Bureau, 2005)。
編集部はこのようなバイアスがかかっていたことを読者には伏せておくことにした。

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さて、ホメオパシー否定派の人の中には、ホメオパシーの有効性を示す論文は高度な科学によらない(レベルの低い研究)と根拠なく主張しますが、エッガー博士らの研究チームは、ホメオパシーの試験とアロパシーの各試験の調査設計の善し悪しや、その手法を吟味した結果、質が高いと認められたのは、ホメオパシーの調査が二一件、一般薬の臨床試験は九件だけであったことはすでに述べた通りです。

この研究からは、ホメオパシーの研究は一般の医学研究と比べても高レベルなものが2 倍以上あることがわかります。しかしこの明白な事実について研究者たちは何のコメントもしていません。もちろん、ホメオパシー研究の全てがイコールホメオパシーの有効性を示す論文とはならないでしょう。しかし、ホメオパシーの研究は、ホメオパシーに肯定的な人が真剣にやっており、ホメオパシーに否定的な人はやりたがりません。なぜなら、ホメオパシーの研究を真剣にやるとホメオパシーの有効性を証明してしまうことになってしまうからです。しかし中には、ホメオパシーの有効性を否定するという意図をもって研究をする人がいます。ちょうどエッガー博士のような人です。

エッガー博士らの研究チームは、質の高いホメオパシーの試験21件から、十分な説明もないままに、8件に絞り評価の対象とし、質が高いと認められた21件のホメオパシーの研究と9件の一般薬の臨床試験との比較分析結果は一切出していません。

つまり、おそらくこういうことです。なんくせをつけてホメオパシーの有効性を示す多くの論文を振り捨て、それでもしぶとく残った論文を見てみたら、ホメオパシー研究が21件もあり、一方アロパシー研究がたった9件しか残らなかった。ありゃりゃ、ホメオパシー研究の方が質が高いのが多い……。しかもこのまま21件と9件を比較したらまずいことになる……。なんとかしなければ! 21件の中でも最終的にホメオパシーの有効性の否定につなげることのできる論文の組み合わせを探すのだ! これならなんとかなりそうです! よくやった、ようし、それでいこう! ただし、どの論文を選んだかは言うんじゃないぞ!

おそらくこうして、エッガー博士率いる研究チームは、どの研究を選んだかを何カ月も明かそうとしなかったわけです。詳細はこちら。

2012年3月18日 (日)

2005年のThe Lancet(ザ・ランセット)のホメオパシーの有効性を否定する論文はいかにして捏造されたか?(その2)

日本学術会議副会長である唐木英明氏が、ホメオパシーを「荒唐無稽!」と表現するのであれば、その根拠とした2005年の「ザ・ランセット」の論文は、すでに説明した通り、「いかがわしいにもほどがある!」と表現できる論文です。詳細はこちら。

2005年の「ザ・ランセット」の論文はねつ造論文であることはほとんど明らかであるにもかかわらず、抵抗している人がいることには驚きます。この論文を正当化しようとしている人達には十分注意してください。

今まさに著者の次の気持ちと全く同じ気持ちから、『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』から、あえて前回の続きをご紹介しようと思います。

「前回述べた懸念材料をもってしても、まだホメオパシー否定派、もしくはホメオパシー否定派に洗脳された人々に、このランセットの論文が、インチキ論文であることが伝わらないのであれば、その他の気になる点も挙げておこう」

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これだけの懸念材料をもってしても、「ゴミのようなデータをいくら解析してもゴミのような結果しか出てこない」比較調査であることが読者に伝わらないのであれば、その他の気になる点も挙げておこう。

例えば研究チームは、どの研究を選んだかを何カ月も明かそうとしなかった。そして、ようやくそれらが公表されても、一つの調査では体重減少の治療のために一種類のホメオパシー薬を選んでいたことが判明し(ほとんどめちゃくちゃである。なぜならホメオパスは、体重減少を促進するホメオパシー薬など一つもないと断言しているからだ)、もう一つの調査は、インフルエンザの予防におけるホメオパシーの有用性を評価したものだった(インフルエンザの治療におけるホメオパシー薬の効き目を証明した大がかりな研究は少なくとも三件あるが、選ばれたのは予防効果を評価した一件の研究で、それはホメオパスが良い結果を期待していない予備調査だった)。

マーク・トウェインがこのような格言を残している。「嘘には三つある。嘘、真っ赤な嘘、そして統計だ」。いわゆる「科学的」な研究を読んだり、理解したりしようとする際には、慎重さが求められる。

引っかけるのは簡単なことである。従来型医学に対するホメオパシーの哲学上、科学上、経済上の挑戦を考えるなら、医療業界の連合体を保守しようとする側が、ホメオパシーの価値を矮小化したり、否定したりするような数値を使って小細工するのに、どんな手を使ったとしても意外ではないからだ。

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つまりはこういうことです。たった8件の彼らが気に入ったホメオパシーの有効性に関する実験論文を選び、どの論文を選んだのかを出すようホメオパシー肯定派が求めてもなかなか出そうとせず、何ヶ月も経って、すなわち、「ホメオパシーに効果がないことが科学的に証明された」という嘘が十分浸透した(=多くの人がそれを信じた)と思われる頃合いになって、やっとしぶしぶ出したわけです。

で、ふたを開けてみたら、彼らがホメオパシーの有効性を検証するために使った論文というものが、ホメオパシーの有効性を検証するのに優れた論文などではなく、そもそもにおいてホメオパシーの原理を無視するような滅茶苦茶なものであったり、予備実験の論文などであったというわけです。そして最後の仕上げに、嘘を作り出したり、科学的に見せるために欠かせない「統計」と呼ばれる技術を使い、無理矢理関連づけた6件のアロパシーの論文と比較分析し、「ホメオパシーはプラセボ効果であるという見解と矛盾しない」という結論を導き出した捏造論文です。

しかし、こんな子供だましの論文がホメオパシー肯定者を納得させることができるあろうはずもなく、エリザベス女王の主治医であるピーター・フィッシャーに代表されるように、当然ながらこの論文に対する批判が巻き起こりました。それだけでなく、とくにホメオパシー肯定者でもない良心ある科学者からも、さすがにこれはひどすぎるのではないかと、声をあげる者が出てきました。クラウス・リンデとウェイン・ジョナスなど、複数の科学者が欠陥論文であると指摘し「ランセット」ともあろうものが、この手の「不備のある」論文を掲載したことに愕然としています。

ホメオパシーの科学的根拠(その13)

出典:日本ホメオパシー医学協会

アリゾナ大学薬学部 Iris R. Bell 医学博士による ホメオパシーのエビデンス集
http://www.jphma.org/fukyu/overseas_100124_evidence.html

ホメオパシーの有効性を実証した100以上の論文(エビデンス)がリストアップされています。

※引用元アドレス
http://www.homeopathic.org/content/homeopathy-research-evidence-base-references

■Aickin M. The end of biomedical journals: there is madness in their methods. Journal of Alternative & Complementary Medicine 2005; 11 (5):755-7.

■Aickin M. Participant-centered analysis in complementary and alternative medicine comparative trials. J Alternative & Complementary Medicine 2003; 9 (6):949-57.

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■Bell IR. Evidence-based homeopathy: empirical questions and methodological considerations for homeopathic clinical research. American Journal of Homeopathic Medicine 2003; 96 (1):17-31.

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2012年3月17日 (土)

ホメオパシーの科学的根拠(その12)

『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』のかわりに、『植物のためのホメオパシー』からホメオパシーの科学的根拠についてご紹介します。

水の記憶能力


ミラノ大学の理論物理学者Emilio del Giudiceは、この大学のほかの物理学者とともに、水がいかに長期間情報を記憶できるか、すなわちその構造を保持できるかを量子物理学的に明らかにしました。

最近まで、水素結合は非常に弱いため、クラスターは不安定で、絶え間なく崩壊し、繰り返し何度も新たに、そして別に形成されていると考えられていました。確かにこれは一部の水には当てはまります。これは水Ⅰと呼ばれ、無秩序で流動的です。しかし第二の部分である水Ⅱが存在します。これはクリスタルのように秩序立っており、液晶化していると表現できる状態です。

水Ⅱでは、水素結合は水Ⅰの場合よりもおよそ20倍しっかりと結合しています。水素結合する水分子の構造で示されるように、回転が双極鎖で同期した場合、これは単分子間の電磁結合を意味し、結合を強化することになります。理論的には結合力は、20倍となりますが、実際は、強い妨害場(強い磁界、X線など)が影響を及ぼさなければ、水Ⅱの構造は随意に長い間安定し続けています。

(※とはいえ上記の電気化学的な結合では長期の情報保存を説明できないと思います。実際は、水の集合体のリズム運動に長期の情報保存の秘密があると言われています。すなわちミクロでは水の毎瞬結合と分解を繰り返していますが、マクロではリズム運動をしていることがわかってきています)

シュトゥットガルトのローベルト・ボッシュ博物館には、ハーネマンが150年以上前に自ら振盪して作成したホメオパシーレメディーが金庫に保管されています。これらは、今日製造した同じ種類のレメディーと電磁スペクトルが同じであることがわかっています。


ホメオパシーレメディーの作成

ホメオパシーレメディーの作成の際に起きることは、振動技術の機械的なモデルで説明することができます。

たとえば、コンクリートの土台上で50Hzの交流を発生するためのタービン発電機が(たとえば曲がったタービン羽根によって)過大なアンバランスを受けた場合、自動車で左右でバランスのとれていないタイヤで高速で走ると振動を始めるように)、土台は機械的な振動に陥ります。アンバランスが十分大きければ、ついには土台に裂け目ができることもあります。

さて、エネルギーの原則にしたがって、この発電機の土台の裂け目は、発電機の周波数と正確に共鳴して(今の例では50Hz)、時間が経つうちに広がり、土台の残りにまで行ってしまうことは、振動技術ではよく知られています。

この機械的な例を、水に移し替えてみましょう。発電機に相当するのが、水に添加された原物質であり、ホメオパシー的に精製された共鳴周波数を持っています。土台に相当するのが水のクラスターであり、裂け目に相当するのは水Ⅰの水素結合です。

クラスターは力学の場合と同じ法則にしたがって組み替えられ、ついには原物質の固有周波数に正確に共鳴するクラスターが生じます。力強い振盪によって水Ⅰの新しいクラスター構造は水Ⅱに移されます。その際に再び類似の事象が繰り返されます。

エネルギーの原則に基づき、原物質と水のクラスターは同位相では振動しません。さもないと全体のエネルギーが上がってしまうことになり、熱力学の第一基本原則に矛盾することになります。同位相とは、原物質と水のクラスター分子が同じリズムで振動するだけでなく、原子運動、キンク運動、電子運動などの軌跡がいつでも同方向に延びていることをいいます。

原物質と水のクラスターの運動が相対して振動した場合には、逆位相になることが予想されますが、実際に原物質と水のクラスターが逆位相で振動していることが実験で証明されています。

ホメオパシーでは、原物質は10倍希釈法、あるいは100倍希釈法で希釈され、振盪されます。原物質と水のクラスターとの混合物の中で原物質が優位を占めるかぎり、原物質の位相状況で優位を占めます。


前置きが長くなってしまいましたが、、2~3年間ホルプのテクノロジーセンターでホメオパシーレメディーの電磁スペクトルについて非常に広範囲な研究分析がされています。詳細は『植物のためのホメオパシー』を参照してください。

結論のみ書くと、水の記憶能力を再現可能な形で明らかにしており、ホメオパシーレメディーがたくさんの電磁的な振動情報を記憶保持しており、それは明らかに、生きている生命体の固有周波数と共鳴できることを明らかにしています。また興味深いことに奇跡の水として知られている各地の水は、人間の脳波領域で大きく再生可能な信号を発信していることがわかりました。

水の完全な量子

水は多数の電磁的な振動で成り立っています。低周波から高周波までの全電磁スペクトラムは“光子”と呼ばれます。さて、水は実際大部分が光子からなっており、それに対して計量可能な物質の部分は消え入りそうなくらい小さいのです!

物理学では、光子-核子関係、すなわち(計量可能な)光子と、とりわけ原子核に存在する計量可能な質量素粒子との数的関係について話題になります。ETHチューリヒの物理学者Jules T. Muheim はこの関係を計算し、それは測定値と一致しました。およそ10億の光子に対置しているのは、ほんの1個の計量可能な素粒子です!

水だけでなく、あらゆる生物の圧倒的部分が振動量子(光子)によって構成されています。物理学では、光子のことを相互作用量子(“静止質量なしの素粒子”)とも言います。これは物質(“静止質量のある素粒子”)の上位にあり、物質をコントロールし、物質の構造を決定します。相互作用量子は、世界が一番奥深いところで結束することに対しても責任を負っています。

ジュネーブの素粒子加速器CERNの代表取締役Carlo Rubbiaは、そのことを非常に明快に述べています。

「われわれはいつも物質だけを観察している。それは把握でき、見ることができるからである。しかし、はるかに重要なのは、その上位にある相互作用量子である」

量子物理学者は、今日依然として使用されているアリストテレスの2価のイエス・ノー論理は量子概念を説明できないこと、むしろ反対にハイゼンベルクの弟子Burkhard Heimが開発した多価の論理を必要としていることを認識しています。

そこから推論されるのは、ハイゼンベルクが強調したように、生命事象は化学や物理から演繹できないこと、そしていくつかの存在の層があるということです。生物は2つの存在層、物質的な層と生物学的な層から成り立っています。そのあいだに相互作用量子があります。ホメオパシーは、生命事象にも影響を及ぼす相互作用レベルに根を下ろしています。

高ポーテンシーのホメオパシー薬には“何も入っていない”という主張は、われわれの宇宙
を構成しているのは物質量子だけであるという誤った考えに基づいています。しかし、物理学はずっと前から、物質量子の上位にいわゆる相互作用量子があり、はるかに大多数であることを知っています。それゆえ、水はほとんど部分が振動量子で構成されており、計量可能な物質はほんのわずかな部分でしかないのです。

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2012年3月14日 (水)

ホメオパシーの科学的根拠(その11)

なぜホメオパシーが効くのかについての科学的仮説を紹介したいと思います。
まずは、『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』からご紹介します。

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 なぜホメオパシー薬が効くのかという疑問に対する非常に興味深い最新の説明は、現代の高度なテクノロジーから派生したものである。

 フランスとベルギーのいくつかの大学と病院に所属する科学者チームは、水をガラスの瓶に入れて勢いよく振ることで、ごく微量のシリカの破片が水中に混入することを突き止めた(Demangeat et al., 2004)。ことによっては、このシリカの破片の存在によって水に情報が保存され、最初に水中に投入された薬がその薬効を生じていることも考えられる。

 さらに、震盪によって生じるミクロ単位やナノ単位の微小な気泡(マイクロバブル、ナノバブル)がはじけることで、高い温度と圧力をもつ微小環境が作り出されている可能性がある。化学者や物理学者が行ったいくつかの研究から、ホメオパシー薬を調合した水は、そこから放出される熱が増加することが明らかにされている。希釈が繰り返されたことで薬の原物質が一分子たりとも残っていないと考えられる場合でさえ、その点は変わらなかった(Elia and Niccoli, 1999; Elia et al., 2004; Rey, 2003)。

 また、ホメオパシー薬の製造過程で水を勢いよく振る行為によって、水中の圧力が変化し、高度一万フィート(約三〇〇〇メートル)にある水と同じような状態になることが、著名な科学者のグループによって確認されている(Roy et al., 2005)。この科学者たちは、再蒸留水を使って何度も希釈しては振るというホメオパシー薬の製法によって、水の構造がどう変化するのかを明らかにした。

※この調査報告書の執筆者には、ラストン・ロイ博士(ペンシルヴェニア州立大学物質科学研究所所長。同研究所はこの分野では世界で最も優れた研究所の1 つに位置づけられている)、ウィリアム・ティラー博士(スタンフォード大学物質科学学部の元学部長で名誉教授)、アイリス・ベル博士(アリゾナ大学のアンドリュー・ワイル博士が率いる統合医療プログラムの研究主任)らが含まれている。ここに挙げた研究者たちは、ホメオパシーの水には何の有用性もないとする発言や示唆は断じて誤っていると主張している。

(中略)

 身体の奥深くに届き、症状を模倣できる能力ゆえに選択されるナノドースを用いることで、治癒プロセスが深部から発動する。ホメオパシー薬が選ばれるのは、単に似通った病気を引き起こす力のためだけでなく、何らかの限局性疾患を一部とする病気の類似の症状群を引き起こす力のためであることが強調されなくてはならない。人体が多種多様な身体症状や精神症状を起こす複雑な生命体であることを理解することで、ホメオパスはその生体的な複雑性を認め、それに効率的に対処する治療システムを用意しているのである。

 厳密にホメオパシー薬がどのように治癒のプロセスを起こすのかを知っている者はいないが、ホメオパシー薬に強力な効き目があるという証言は、二〇〇年以上にわたって、何十万人もの臨床医と、何千万人もの患者から得られている。今後さらなる研究によって、ホメオパシーとナノ薬理学についての真の知識の宝庫がもたらされることを待ち望まずにはいられない。

つづく

2012年3月 9日 (金)

2005年のThe Lancet(ザ・ランセット)のホメオパシーの有効性を否定する論文はいかにして捏造されたか?

日本学術会議副会長である唐木英明氏は、ホメオパシーは「科学を無視」したもので、「治療として有効性がないことは科学的に証明されている」とし、「荒唐無稽」と結論づけました。

その根拠とされたのが、ザ・ランセットに掲載された次の論文です。

Are the clinical effects of homoeopathy placebo effects? Comparative study of placebo-controlled trials of homoeopathy and allopathy  Shang A, Huwiler-Muntener K, Nartey L, Juni P, Dorig S, Sterne JA, Pewsner D, Egger M., The Lancet, Volume 366, Issue 9487 , 27 August 2005-2 September 2005, Pages 726-732 (ホメオパシーの臨床効果はプラセボか? ホメオパシーとアロパシーのプラセボ対照試験の比較研究)

この論文はランセットの価値を貶めたとまで言わしめた論文で、最近もスイス政府によって公式に信頼できない論文とされました。詳細はこちら

今回はその論文がどのようにして作られたかについて、『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』からご紹介します。


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 二〇〇五年、世界保健機関(WHO)の担当者たちは、ホメオパシー医学に関する報告書の作成を進めていた。この報告書のチェックを依頼したなかにはホメオパシーへの懐疑派もいて、その人物の一人が、ホメオパシーに対して肯定的すぎると強く不満を訴えた。そして彼は報告書の内容を、他の反対論者やイギリスの医学誌『ザ・ランセット』に漏洩したのである。

 すると『ザ・ランセット』は、ホメオパシーに肯定的な、未完結で未発表のこの報告書を批判する内容の記事を掲載したうえ(McCarty, 2005)、ホメオパシーと従来型医療を比較研究した論文を急きょ掲載したのだった(Shang et al., 2005)。

 ホメオパシーと従来型医療の臨床研究を比較するという発想自体はもちろん良い。だが、実際にそれを公正かつ正確に行うのは、想像よりずっと大変なことである。

 しかし、この比較研究の主執筆者――アンチ・ホメオパシーの急先鋒として有名だったスイス人医師のエッガー博士――は、ホメオパシーを客観的に評価するのにふさわしい医師でも科学者でもなかった。

 彼は研究が終わりもしないうちから、自分の研究を提出する予定があることや、ホメオパシー薬は効かないという結果が十分に期待される旨を、『ザ・ランセット』の編集者に伝えていた。(23)

 エッガー率いる研究チームは、ホメオパシー医学の効果を評価するにあたり、まずホメオパシー薬の効果を調べた一一〇件の過去のプラシーボ対照試験を探し出した。次に、それらと「対応する」一一〇件のプラシーボ対照試験を選び出した。

 「対応する」試験とは、通常、病気の種類や母集団の人数が近似していて、なおかつ治療期間も同程度の患者を対象に行われた実験を指すが、この研究者たちが一般薬の臨床試験を選別した理由も基準も説明されていない。

 
想像に難くないが、対応試験を探し出すことは「言うは易し、行うは難し」である。この研究チームが本当に対応試験を見つけられたのかを疑うのは簡単だが、とりあえずそれが可能であったという好意的な前提のうえで話を進める。

 次に研究チームは、各試験の調査設計の善し悪しや、その手法を吟味した。その結果、質が高いと認められたのは、ホメオパシーの調査が二一件、一般薬の臨床試験は九件だけであった。(24) 

 そして、十分な説明もないままに、質が高く患者数も十分と判断された調査だけを評価の対象とした。

 
結局、このような特質に適合するものとして残ったのは、ホメオパシーの調査では八件、一般の臨床試験では六件だった。八件のホメオパシーの調査のうち、一人ひとりの患者に合わせてホメオパシー薬が選ばれていたのは二件のみで、それ以外の調査では全員に同じ薬が使われていた(そのほうが調査は簡単だが、ホメオパシーの方法論としては必ずしも好ましいテスト法ではない)。

 八件のホメオパシーの調査と六件の一般薬の臨床試験は、どう見ても対応関係になかった。これらの調査を比較可能と言うには相当に奇抜な発想にでもよらない限り到底説明がつかない。

 しかも研究チームは、質が高いと認められた二一件のホメオパシーの研究と九件の一般薬の臨床試験との比較分析結果は一切出していない。


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つまりはこういうことです。WHOがホメオパシー医学の正しい報告書を作成していたところ、あらゆる組織に潜り込んでいるチンピラ的人間がやっぱりここにもいて、ザ・ランセットに潜り込んでいる同胞に情報漏洩し、WHOが作成していたホメオパシー医学の報告書が完成しないよう大慌てで妨害工作をすると同時に、その隙に科学者に依頼し、その科学者は、あっという間に信頼のおけない論文を作り上げてしまったということです。そのザ・ランセットには、「ホメオパシーの終わり」という誰が書いたかわからない論説というおまけが付いていました。詳細はこちら。なんともひどい話です。

その論文たるや、ホメオパシー否定派の急先鋒の科学者が執筆したもので、ホメオパシーとアロパシーの110の臨床試験の詳細データがなく、ホメオパシー臨床試験と、奇想天外な発想をしないとそれと対応しないアロパシー臨床試験を比較したと言い張り、そこから十分な説明もないまま、質が高いとされた21件のホメオパシーの臨床試験と9件の一般薬の臨床試験をピックアップしながら、なぜかその比較分析結果は出さず、たった8件のお気に入りのホメオパシー試験と6件の一般薬の試験で、むりやり比較分析し、「ホメオパシーはプラセボ効果であるという見解と矛盾しない」と結論づけたいかがわしい論文です。いかがわしさの詳細はスイス政府のHTAレポートを参照してください。本当にここまでいかがわしくていいの?とホメオパシー肯定派が心配してしまうほどのいかがわしさです。あるいは、近年まれにみるいかがわしさ、もしくは、いかがわいさにおいて右に出るものがいない、と表現できる論文です。そういう意味では逆に評価してもよいのかもしれません。

いずれにせよ、統計の魔術的力を借りて、ホメオパシーに不利な結果がでるように、最初からホメオパシーを葬り去る目的で作られた論文ではないのかという疑念をぬぐえません。
而して、スイス政府のHTAレポートの結論は当然ながら以下になります。この言葉の中には、当たり前のことを学術的に表現しなければならない苦悩のようなもの、つまり、ためいきが感じられます。

『要するに、メタ分析にはよくあることだが、もし形式的基準が過大評価され、外的妥当性やモデル妥当性基準の内容あるいは判断に関して差別化がなされないならば、かなりのバイアス(歪み)リスクが存在することになると言ってよい。遡及的な選択をしたり、交絡因子が欠如しているため、メタ分析は、顕在的あるいは潜在的バイアスに対しても保護されているわけではない。
「もしRCT(無作為臨床試験)をこのような方法で評価した下ならば、コクランテストでは不合格になってしまうだろう」(Wegscheider 2005;13章221ページ参照)。
上記の論拠によって、「ホメオパシーが有効である」という正反対の結論に導くことにはならないにしても、「Shang他の研究(2005a)はホメオパシーの無効性を立証しない」という主張を支持することにはなる。この研究の明らかな潜在的誤りを考慮すれば、Uma Pillaiの言葉「たった一つの研究で、全体系を却下することなど不可能である」(Skandhan他 2005a)に同意するしかないのである』

よく一流の科学誌に掲載されなければまともな論文でないと言う人がいます。しかし、ネイチャーなどの一流科学誌にはやっぱりチンピラ的な人間が潜り込んでいて、世界のビジネスに深刻な影響を及ぼしかねない研究は掲載されないしくみになっている(検閲がある)と言っている人がいますが、おそらくその通りではないかと思います。

そういう意味でベンベニスト博士の1988年にネイチャーに掲載された論文は迂闊だったのではないかと思います。すぐさまベンベニスト博士の実験を検証するチームがネイチャーによって結成されましたが、その中になぜか科学者でもないチンピラ的手品師がいたというのは一体どういうことかと思います。そして翌年、ベンベニスト博士の論文は幻だった、とする反対論文がネイチャーに掲載され、それ以来、ベンベニスト博士は笑いものとなりました。なんともひどい話です。ベンベニスト博士の経歴は立派なものであったにもかかわらず。詳細はこちら。

ゴリラの件では、疾走してしまい失礼しました。

現代医学はもちろん必要なものです。検査も必要ですし、そのための検査機器も必要ですし、高額な精密検査機器もありがたいものです。
薬も器官や組織の機能不全があるときはもちろん必要ですし、症状が辛すぎるときは対症療法とはいえども緩和するために必要なものです。
現代医学とホメオパシーなどの自然療法は、それぞれが得意とするところがあると思いますので協力してやっていけるようになることを願っています。薬とレメディーも同様です。

そのためにもホメオパシーはインチキではなく、科学的に有効性が証明されているものであることを示していきたいと思います。そうすることで、ホメオパシーと接する人が増え、多くの人がホメオパシーの恩恵にあずかることができるようになることを期待します。お医者さんもホメオパシーに興味をもち勉強してみようという人も出てくるかもしれません。病気で苦しんでいる人を見るにつけ、今のこのホメオパシーに対する風評がなんとかならないものかと思います。以下は『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』から「ホメオパシーの臨床上の根拠」を引用します。

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ホメオパシーの臨床上の根拠

 ホメオパシー薬の効果を裏付ける「研究は存在しない」と言い切る医師やジャーナリストが現実に一部に存在していることは、理解に苦しむ。そのような発言は、ホメオパシーに関して誤った情報を流そうとする動きがあることの表れであり、単なる科学的文献の無知、でなければ、ホメオパシーに対する偏見に根差すものである。

 このような姿勢は、科学的医学についての議論の余地を奪うものであり、ホメオパシーが「実証されていない」と発言したり示唆したりする人は、単に正しい知識や情報を知らないだけなのである。
 この項を読めば、ホメオパシーの科学的根拠を実感をもって受け止めてもらえるだろう。しかも新しい研究は日々行われている。以下に掲げた文献等を通じて、最新の研究の情報にアクセスすることもできる。

 二重盲検法による適切な管理下で行われた近年の臨床試験を論じる前に、ホメオパシー薬についての比較的初期の研究について触れておかなくてはならないだろう。ホメオパシーは、一九世紀にさまざまな感染症が大流行した際、患者の治療に驚異的な成果を上げたことが主な契機となって、まずヨーロッパとアメリカで人気が高まった。コレラ、猩紅熱、チフス、黄熱病、肺炎などによる致死率の記録を見ると、ホメオパシー病院における致死率は、おおむね通常の病院の二分の一から八分の一の低さであった(Bradford, 1900; Coulter, 1973)。ホメオパシー医がケアに従事していた精神療養所や刑務所でも、通常の医師が医療を行っていた施設に比べ、同様の成果が出ていたことが詳しい記録として残されている(Homeopathy in Public Institutions, 1893)。(8)

 蔓延する感染症の治療にこのような際立った結果が一貫して出ているということが、プラシーボ効果によるものだとは考えにくい。
 断っておくと、これまでに行われたプラシーボ比較二重盲検臨床試験のなかで最も早い時期に行われたいくつかの試験は、実はホメオパシー医が行ったものである。一九世紀と二〇世紀初頭に行われた研究についての詳細な歴史については、『The Trials of Homeopathy by Dr. Michael Emmans Dean(ディーン博士によるホメオパシーの実験)』を参照してほしい。(9)

ホメオパシー史のわかりやすい概略、さらに現代ホメオパシー薬の臨床研究に関する包括的概説としては、著者の電子ブック『Homeopathic Family Medicine(ホメオパシーによる家庭の医学)』を参照してほしい。このほかにも、ホメオパシー薬に関する現代基礎科学や臨床研究の情報源としては、サミュエリ研究所[ 訳注:アメリカの非営利の科学研究機関 ]がある(www.siib.org)。

 ここで、近年に行われたいくつかの質の高いプラシーボ比較二重盲検臨床試験の概要を紹介しよう。

 一九九五年一〇月までに、医師や科学者で構成される独立のグループが、ホメオパシーの臨床研究の評価を行っている(Linde et at., 1997)。計一八六件の研究を再調査したところ、事前に設定したメタ解析の評価基準を満たしていたものは八九件あった。調査の結果、ホメオパシー薬を投与された患者のほうが、プラシーボを投与された患者に比べ、臨床上の有益な効果が見られた確率は平均で二・四五倍高かった。(10)

 どのような臨床研究についても、優秀な科学者であれば抱くべき最も重要な疑問は、その臨床研究が独立の立場の研究者によって再現されているか否かである。少なくとも三組の独立した研究者によって治療の有効性が検証されていれば、妥当かつ有効な研究とみなされる。

インフルエンザ様症状の治療におけるホメオパシー薬オスシロコチニューム(Oscillococcinum:オシロコッキヌム)二〇〇Cの利用に関して、これまでに三組の独立の研究者が臨床試験を行っている(Ferley et al.,1989; Casanova and Gerard, 1992; Papp et al., 1998)。各試験とも被験者数が比較的多く(順に、四八七名、三〇〇名、三七二名)、いずれも複数の研究機関にまたがって、プラシーボ比較二重盲検法によって行われている(しかも、うち二件はランダム試験である)。そしてこれらの試験から、ホメオパシーによるインフルエンザ治療に著しい成果があることが統計的に明らかにされた。

またウィーン大学病院では、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療において、ホメオパシー薬に関して非常に重要な研究が実施されている。COPDとは、慢性気管支炎、肺気腫などを含む呼吸器疾患のグループの総称であり、アメリカでは死亡原因の第四位である。
 この研究では、ケーライ・ビクロミカム(Kali bichromicum:重クロム酸カリウム)三〇Cというホメオパシー薬が、喫煙歴のある重症のCOPD患者の粘性の分泌物にどのような影響を与えるかを評価するため、ランダム化二重盲検プラシーボ対照試験が行われている(Frass et al., 2005)。

試験の対象となった五〇人の患者に、ケーライビック三〇Cの粒(グループ①)、またはプラシーボ(グループ②)のどちらかが与えられた。投与は一日二回、各一二時間おきに行われた。そして、試験開始から二日目における気管(喉)からの分泌物の量、集中治療室にいた時間の長さ、さらに、管を使って肺に詰まった粘液を除去できたかどうかが記録された。
ホメオパシー薬を投与された患者は、気管分泌物の量が大幅に減少した(P= < 0.0001)。抜管も、ホメオパシー薬を投与された患者のほうがかなり早く(P= < 0.0001)、入院期間も大幅に短かった(ホメオパシーの患者は平均四・二日、プラシーボの患者は平均七・四日)。

 最も質の高い科学的研究として認められているもう一つの臨床研究は、グラスゴー大学とグラスゴー・ホメオパシー病院の研究者グループが行ったものである。さまざまな呼吸器系のアレルギー患者(花粉症、喘息、通年性アレルギー性鼻炎)を対象に、四種類の調査が行われた。治療を受けた患者は二五三人で、ホメオパシー薬を投与された患者は視覚的アナログスコアで二八パーセントに改善が見られたのに対し、プラシーボを与えられた患者のうち改善が見られたのは三パーセントにとどまった(P= 0.0007)。(11)

 花粉症の調査では、花粉症の原因となるさまざまな種類の花がホメオパシー的用量で処方された。それ以外の調査では、各患者が最も強くアレルギー反応を起こす物質を調べるために、通常のアレルギーテストを行った後に、そのアレルギー物質を三〇C(一〇〇のマイナス三〇乗の用量)で処方した(一番多く処方されたホメオパシー薬は、House dust mite〔ハウスダスト・ダニ〕三〇Cであった)。

 研究者はこの種の処方を「ホメオパシー的免疫療法」と呼び、調査の結果、導き出された結論は、ホメオパシー薬の有効性ないし対照試験の非有効性であった。


 下痢の子どもを対象とした調査も三件行われており、専門家のあいだで論評対象とされる科学誌に掲載されている(Jacobs et al., 2003)。三つの調査に関わった二四二人の子どもをメタ解析した結果、ホメオパシー薬を処方された子どもは、プラシーボを投与された子どもに比べ、下痢の持続時間が大幅に短かったことがわかった(P= 0.008 この結果が単なる偶然ではない可能性が九九・二パーセントであることを示す)。
毎年数百万人の小児が下痢による脱水症状が原因で命を落としていることから、WHOは小児の下痢が現代の公衆衛生上、最も深刻な問題であるとしている。小児下痢の標準的ケアの一環にホメオパシーが含まれていないことが医療ミスとみなされる日がいつか来るかもしれない。

 繊維筋痛の患者五三人の治療においてホメオパシー薬をテストした珍しい調査もある(Bell et al., 2004)。繊維筋痛は近年確認された症候群で、筋骨格系の諸症状、疲労、不眠などが見られる。個別に選択されたホメオパシー治療を受けた被験者は、同じようにホメオパシー方式の面談後にプラシーボを投与された患者と比べて、圧痛点の数や、痛みの度合い、クオリティー・オブ・ライフ、さらには全般的な健康状態にも大幅な改善が見られた。うつの傾向も減少している。ホメオパシーを投与された患者は、プラシーボを投与された患者に比べ、「治療が役に立った」という実感が際立って高かった(P= 0.004)。

もうひとつ、この調査の非常に興味深い点は、ホメオパシー治療を受けた人は、脳波の測定値にも変化が見られたことである。ホメオパシー薬を投与された被験者は、健康状態の改善だけでなく、脳波の活動状態も変化したことになる。ホメオパシー薬が慢性病にこのような臨床上の実益や客観的な生理作用をもたらすということは、ナノドースには測定可能な効果を生む力があることを強力に裏付ける証拠である。

 ホメオパシー薬には確かに治療上の有用性があるということを裏付けるには、これまでに挙げた一連の根拠でも十分だと考えるが、ナノドースが顕著な生物活性を生じ得ることを示す根拠はこれだけにとどまらない。化学の教授(メデレイン・エニス博士)の主導で行われた重要な研究がある。この教授は、もともとホメオパシーに懐疑的な立場であったが、現在はその著しい効果を認めるようになった(Belon et al., 2004)。

別々の大学と提携する四つの独立の研究所が、アボガドロ定数を超えるヒスタミンの溶液を使って、三六七四回に及ぶ実験を行った。アボガドロ定数を超えるということは、摂取されるなかに原物質の分子が残存していないことがほぼ確実であることを意味する(一〇〇分の一の希釈を一五〜一九回繰り返す。すなわち、100-15 から100-19 の濃度ということになる)。研究者は、ヒスタミン溶液には好塩基球と呼ばれるタイプの白血球を抑制する作用があることを発見した。その効果は、全般的にかなり顕著なものであった(P= < 0.0001)。実験に使われた溶液は研究所ごとに独自に用意され、被験者はテスト溶液の中身については知らされず、データ解析は、実験のどの段階にも関与していない生物学専門の統計学者によって行われている。(12)

 さらに、世界で最も高い評価を受けている科学誌の一つ、『ニューサイエンティスト』のウェブサイトでは、物理学者、化学者、医師、生物学者など、著名な科学者によるホメオパシー関連の研究が定期的に報告されている。

『ニューサイエンティスト』に掲載された研究レポートのすべてがホメオパシーに対して肯定的なわけではないが、現在までに寄せられたレポートの大半は肯定的なものである(詳細はwww.newscientist.com 参照)

つづく。

2012年3月 8日 (木)

ホメオパシーに科学的根拠はたくさんあります(その10)

■出典:日本ホメオパシー医学協会

■科学的証拠に基づいたホメオパシー

著者:Dr Michel Van Wassenhoven

要約:この論文は、膨大な文献の再調査を通して、ホメオパシー療法の科学的枠組みのすべての重要な側面について熟考し、各側面の科学的証拠の水準について客観的に考察することを目的としている。証拠の水準として考えられるもの:
1)異分析および/または文献の体系的でポジティブな調査が含まれている;
2a)複数の、ポジティブな、ランダム化比較試験{か ひかく しけん};
2b)いくつかのポジティブなランダム化比較試験;
3a)ポジティブな複数のコホート研究;
3b)いくつかのコホートを含むポジティブな研究;
4)専門家の(臨床および日常的な症例における)見解。
結論は明確である:ホメオパシーは医療行為の枠組みに含まれなければならず、公衆衛生にとって不可欠でさえある

参照:http://www.feg.unesp.br/~ojs/index.php/ijhdr/article/view/286
Scientific framework of homeopathy: evidence-based homeopathy
Michel Van Wassenhoven

Abstract

This paper aims at considering all important aspects of the scientific framework of homeopathic practice, looking at the levels of scientific evidence of each aspect in an objective way, through an extensive review of literature. Levels of evidence considered are: I) existence of meta-analyses and/or systematic positive reviews of literature; IIa) multiple positive randomized controlled trials (RCTs); IIb) some positive RCTs; IIIa) positive multiple cohorts studies; IIIb) positive studies with some cohorts; IV) opinion of experts (clinical and daily practice cases). Conclusions are clear: homeopathy must stay within the framework of medical practice, and it is even a necessity for public health.

Keywords: Evidence-Based medicine, Homeopathy, Scientific framework, Literature review.

Marco cientifico da homeopatia: homeopatia baseada em evidencias
Resumo

O presente artigo aborda aspectos importantes do marco cientifico da pratica homeopatica, focando os niveis de evidencia de cada um deles de maneira objetica, atraves de uma revisao extensa da literatura. Os niveis de evidencia considerados sao: I) existencia de meta-analises e/ou revisoes sistematicas positivas da literatura; IIa) multiplos estudos randomizados controlados (RCTs) positivos; IIb) alguns RCTs positivos; IIIa) estudos de coortes multiplas positivos; IIIb) estudos com algumas coortes positivos; IV) opiniao de expertos (casos clinicos da pratica cotidiana). As conclusoes sao claras: a homeopatia deve permanecer dentro do marco da pratica medica, sendo, inclusive, uma necessidade para a saude publica.

Palavras-chave: Medicina Baseada em Evidencias, Homeopatia, Estrutura cientifica, Revisao de literatura.

Marco cientifico de la homeopatia: homeopatia basada en evidencia
Resumen

Este articulo aborda aspectos importantes del marco cientifico de la practica homeopatica, enfocando los niveles de evidencia de cada aspecto, de modo objetivo, mediante una revision extensiva de la literatura. Los niveles de evidencia considerados son: I) existencia de meta-analisis y/o revisiones sistematicas positivas de la literatura; IIa) multiples ensayos randomizados controlados (RCTs) positivos; IIb) algunos RCTs positivos; IIIa) estudios con cohortes multiplas positivos; IIIb) estudios con algunas cohortes positivos; IV) opinion de expertos (casos clinicos de la practica cotidiana). Las conclusiones son claras: la homeopatia debe permanecer dentro del marco de la practica medica, siendo, inclusive, una necesidad para la salud publica.

Palabras-clave: Medicina enbasada en evidencia, homeopatia, estructura cientifica, Revision de la literatura.

Correspondence author: Michel van Wassenhoven, michelvw@homeopathy.be
How to cite this article: Wassenhoven MV. Scientific framework of homeopathy: Evidence-based Homeopathy. Int J High Dilution Res [online]. 2008 [cited YYYY Mmm DD]; 7(23): 72-92. Available from: http://www.feg.unesp.br/~ojs/index.php/ijhdr/article/view/286/354.

ホメオパシーに科学的根拠はたくさんあります(その9)

出典:日本ホメオパシー医学協会

■二重盲検法によるプル―ビング実験

H. Walach
ABSTRACT: 精神薬理学のジャーナル、Vol.22、No.5、543~552ページ(2008年)
DOI: 10.1177/0269881108091259
2つの二重盲検のプラセボ対照実験の結果によると、ホメオパシーによる病気を発症させる実験(プルービング)は、特有でない症状より特有な症状を引き起こす。
H. Walach

英国ノースハンプトンにある英国ノースハンプトン大学社会科学学部および情報生物学サミュエリ研究所のヨーロッパ支社harald.walach@northampton.ac.uk

ドイツのフライブルク市にあるフライブルク大学病院環境医学研究所および疫学病院内の補完医学の評価のためのアカデミック部門
H.Mollinger

スイスGuttingen、ヘルスセンターソクラテス J. Sherr Malvern, Worcester, UK R. Schneider
ドイツのオスナブリュック市にあるオスナブリュック大学人間科学学部

私たちは、二重盲検法により、ホメオパシーによる病気を発症させる実験(プルービング)を2つ並行して2つの別々の場所で実施した。この実験の目的は、健康なボランティア(プルーバー)が報告した症状がプラセボとホメオパシーのレメディーの場合で著しく異なるかどうかを見極めるものだった。
1つ目の実験は2群試験でオゾン(Ozone:オゾン)とプラセボを比較したものだった。
2つ目の実験は3群試験でオゾン(Ozone)、イリデューム(Iridium:イリジウム)とプラセボを比較したものだった。
3群試験でオゾンまたはイリデュームをとったプルーバーの方がプラセボをとったプルーバーよりレメディー固有の症状が顕著にみられた。また、オゾンとプラセボを比較した2つの実験でも同じ結果だった。
したがって、私たちは、ホメオパシーのレメディーはレメディー特有でない症状よりもレメディー特有の症状を引き起こすと結論付けた。さらに、一つのレメディーの症状がもう片方の実験でも同じように現れたことから、上記の結果は、いくらかノンクラシカルなパターンを示した。これはホメオパシーの体系におけるもつれを示唆する。

原文へのリンク

Homeopathic pathogenetic trials produce more specific than non-specific symptoms: results from two double-blind placebo controlled trials
1. H. Walach
1. School of Social Sciences and European Office of the Samueli Institute for Information Biology, University of Northampton, Northampton, UK, harald.walach@northampton.ac.uk, Academic Section on the Evaluation of Complementary Medicine, Institute for Environmental Medicine and Hospital Epidemiology, University Hospital Freiburg, Freiburg, Germany
1. H. Mollinger
1. Health Center Socrates, Guttingen, Switzerland
1. J. Sherr 1. Malvern, Worcester, UK
1. R. Schneider
1. Department of Human Sciences, University Osnabruck, Osnabruck, Germany Abstract
We conducted two parallel, blinded homeopathic pathogenetic trials conducted at two different sites to determine whether symptoms reported by healthy volunteers were significantly different for homeopathic remedies than for placebos. Study 1 used a two-armed design, testing ozone against placebo. Study 2 used a three-armed design, testing ozone and iridium against placebo. We found significantly more remedy-specific symptoms in provers taking ozone or iridium than in provers taking placebo in the three-armed trial and in both trials pooled for ozone and placebo. We, therefore, conclude that homeopathic remedies produce more symptoms typical for a remedy than non-typical symptoms. The results furthermore suggest a somewhat non-classical pattern because symptoms of one remedy appear to be mimicked in the other trial arm. This might be indicative of entanglement in homeopathic systems.

コメント:ホメオパシーの有効性に関する科学的根拠(その1)の■最初の二重盲検法のコメント参照

2012年3月 7日 (水)

「ホメオパシー否定派はゴリラ並に頭が悪いというのは本当か?」への反応について

「ホメオパシー否定派はゴリラ並に頭が悪いというのは本当か?」という記事に対して昨日、名古屋にひどいのではないかと連絡があったそうです。今回はこれについて考えたいと思います。

その前に……『THRIVE(スライヴ)』見ました!! 世の中の仕組みがわかる素晴らしい映画です。この映画を見たら人々の意識が変わると思います。そして、ホメオパシーバッシングがなぜ起きたのか? ホメオパシー否定派がなぜ存在するのかもよくわかります。このような内容が映画化される時代になったんだなと感慨深く思いました。どんどん上映会をやって多くの人の意識が変わっていくことを願います。
さしあたって3月11日の13:30~上映会が行われるようです。まだ見ていない人はぜひ見てください。感想も以下にあります。同日福島からの中継もあるようです。
http://www.homoeopathy.ac/12whatsnew/thrive.php

この映画の中にも登場しますが、グロバール化が加速しています。TPPもその一環でしょうか? グローバル化が進んでいる背景には世界を統一し、コントロールしやすくするという狙いがあるようです(詳細は映画を見てください)。グロバール化は、没個性化の方向です。思考・思想も画一化し標準化し、それからはみ出るものをはじくことで孤立する恐怖を抱かせ、標準的なものに合わせるよう仕向けます。GHQが戦後行ったことも日本人の個性を破壊することで日本国の個性を破壊することだったと考えられます。それは今日も続いています。

一人一人が個性を発揮することで調和をもって皆が生き生きと生きることができるのに、そういう個性を発揮して調和をとって生きる方向から、すべてを標準化する方向で安定化させる方向に向かっています。そしてそのために検閲された情報をマスコミを通してばらまいています。思考、感情、感性の標準的な枠を作り、それにはめ込もうとします。ホメオパシーバッシングもホメオパシーを信じるものはおかしい、カルトだ、オカルトだという風潮を作り出すためにマスコミと権力をもつグローバリストによって演出され、それに騙され乗っかり一緒にバッシングを行った人々によるものです。ちなみに、ホメオパシーは科学的に明確に否定されているという大嘘を言ったのは、日本学術会議の唐木さんですが(詳細はこちら)、唐木さんは悪くないと思っています。唐木さんはもともとそういうキャラクターなのですから、私たちが彼をそのように見なければならないと思うのです。

スライブを見た人ならもうわかっていると思いますが、お金を生み出すために薬や医学、エネルギー産業は利用されています。薬は石油から作られ、人を健康にするためではなく、お金を生み出すために人の健康が利用されています。詳細は「現代医学の真の限界(その1)」に詳しく書かれています。

30年も使われる薬はほんの一握りしかありません。最初新薬がセンセーショナルに取り上げられ、徐々に副作用が明らかになり、同時に効果もあまり見られなくなり、やがて深刻な副作用が明確になり、やがて使用中止になり、そして次の新薬がセンセーショナルに取り上げられ、同じような過程を繰り返します。命は化学反応の結果ではなく、命の表れの一つとして化学反応が生じているだけなのに、化学物質で生体をコントロールしようとします。病気の根本は生命エネルギーの滞りにあることが多いにもかかわらず、それを無視しているので、肉体的疾患にまで発展しないと対処法をもたない医学となっています。一方、生命エネルギーの滞りを病気の根本と考えるホメオパシーは、病気を解放し肉体疾患になる前に治療することができます。そして現代医学は老廃物の排出である症状を病気とみなし、それを抑圧することで、あるいはワクチンを接種することで、免疫低下、アレルギー体質、アトピー体質、喘息体質にしてきました。人々が健康になることよりも薬に依存させ自己治癒力を失わせ、現代医療の奴隷としているように見えます。農薬、肥料産業、遺伝子組み換え種もみな同じ構造です。医学も同じです。高額な検査機器、高額な最先端医療、高額な薬代と、医学がお金のかかるものにした人々がいるわけです。現代医療や医学教育をお金のかかるしくみにしたのはアメリカのフレクスナーの功績が大きいです。詳細は『ホメオパシー新聞その7』をお読みください。

このようにお金を生み出すために食品産業、医薬産業で、人の健康が搾取されています。当然、自然治癒力を触発する療法、免疫力を高める自然療法が広がると困る人々がいて、叩きつぶしにかかります。こうしてホメオパシーは200年の間ずっと迫害を受けてきました。しかしとても優れているので決してなくなることはありませんでした。人の健康をビジネスとしか考えていない人は、ホメオパシーは目の上のたんこぶ以外のなにものでもありません。アメリカ医師会がどれほどホメオパシーを嫌っていたかは以前の記事を読んでいただければわかると思います。ホメオパシーのような安価で人の健康を根本から癒す療法が広まったら商売あがったりだからです。製薬会社も商売あがったりです。
にもかかわらず医学は進歩していると言ってはばからず(もちろん進歩している部分もあります。とくに救急医療、外科医療など)、ホメオパシーは200年前から何も変わっておらず古いものだと言います。200年もの長きに渡って使用に耐えられているという事実は、ホメオパシーがそれだけ完成された医学であることの証明にはなってもその逆はありません。

したがって「原物質がないのに効くわけがない」とか「迷信」とか根拠のないことを言うことしかできません。そしてそれを大衆に信じませるために躍起になっている人々がいます。そもそも無理があることで、無理を通そうとするから皆で騒いで黙らせようとしているのです。目の前にゴリラがいるのにいないと言って騒いで押し通そうとしているのです。

南京大虐殺などなかったのに、中国共産党と朝日新聞の記者が結託して捏造の記事を書き、朝日新聞が日本はとんでもないことをしたと日本に広め、しまいには教科書に南京大虐殺が載ることになり、ついには南京大虐殺記念館までできるという壮大な嘘に発展しました。そして、日本はそんなことはやっていないと言おうものなら、中国の人々が一斉にやった!やった!と騒ぎます。そして周知の事実となっていきました。嘘も百回言えば事実となっていくということです。やり方は同じです。
そして、日本はひどい、という風潮をマスコミを使って演出し、中国人の思考や感情を画一化し、日本人の思考や感情を画一化しようとしているわけです。
このように情報戦で日本は負けてしまっています。それはきちんとおかしいことをおかしいと誰も言わないからです。河村名古屋市長が南京大虐殺はなかったのではないかと言えば、こともあろうにそんなことを言っていいのかと日本人?がいうわけです。
ホメオパシー肯定派ももっときちんと反論したらよいのにと思います。ホメオパシーは科学的に有効性が証明されているのだから、それをいうことが大事だと思います。
反論しない一つの理由は、反論するとホメオパシー否定派がいっせいに攻撃するからではないかと思います。そのやり方は『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』に書かれた次の一節を紹介した通りです。
___________________________________
薬の販売では途方もない額の金がもうかるが、われわれの多くは、巧みなマーケティング戦略によって、医薬品のこのような「景気の良い」側面から目をそらされたり、やむを得ないことだと思ってしまいがちである。
こういうことだ。ゴリラが家の中にいるのに、ゴリラがいると言おうものなら、ほら吹きか変人呼ばわりされてしまう。このゴリラは昨日や今日生まれたわけではなく、何世代にもわたってここで成長を続けている。このゴリラは、相手側が協力を求めようと求めまいと、競合する勢力を排除しようとする自己防衛本能をもっている。いかなる競合勢力も、繰り返し徹底的に攻撃を受ける。『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』より引用
______________________________

前記事に関してですが、そもそもゴリラと比較すること自体ナンセンスであることは誰でもわかることです。冗談に反論することほどやぼなことはありません。かと言って反論は不可能です。実際にホメオパシーの有効性を示す科学的根拠はたくさんあり、それを否定することはできません。日本学術会議がホメオパシー否定の根拠としたランセットの記事はスイス政府によって公式に信頼できない論文とされました。同時にホメオパシーのプラセボ以上の有効性を支持しています。
論理的に反論できないとなると、今度は感情論に訴えてきます。ひどいじゃないかというわけです。もちろん、ゴリラに対しては本当に申し訳ないという思いがあります。

しかし人がどう思おうとどうでもよいではありませんか? ひどいと言われてもいいではありませんか? 自分がどう感じるか、どう思ったか、どう考えたかが重要ではありませんか? というわけでとくにホメオパシー否定派がひどいとは思っていません。ひどく愚かだとは思いますが…。
嘘と真実の海の中で真実を見つける役に立つように書いています。自分の良心にやましいことがないのなら正々堂々とみなさん自分の意見を言えばよいと思っています。おかしいと思ったらおかしいと言ったらよいと思います。
そうしてその先にあるのは、結局のところ、自分で何が真実で何が嘘かを見抜く目をもつしかないということです。そうなるためには、嘘も必要というわけです。風評に流されるのではなく自分で考え感じてほしいと思います。

さて再度スライブの映画の話になりますが、ケムトレイルもワクチンも得たいのしれないものが入っていて人体実験、人口削減しようとしていることを明らかにしています(トンデモではありません)。エネルギーもエジソンと同時代を生きたニコラ・テスラがすでにフリーエネルギーを見つけていました。石油も原子力も必要なく、発電することはできます。そもそも地球自体が一つの発電機と見ることもできますし、真空がなにもない状態ではなく、私たちが観察できないだけで、エネルギーに満ちていると考える方が自然です。自分たちの観察限界があると考えない方がどうかしていると思います。世界をコントロールするため、お金を得るためにこういうフリーエネルギーの発見はその都度潰されてきたわけです。

今度の3月20日京都で行われる「日本の農業と環境シンポジウム」(札幌、東京、名古屋、福岡、沖縄同時中継)で発表する飯島秀行さんもフリーエネルギーの発電機を開発した一人です。講演では生ゴミを40分で堆肥化する驚異の技術について語ると聞いています??こういう人が表に出てこられるようになったこともスライブと同様感慨深いものです。詳細はhttp://www.homoeopathy.ac/11reserve/320.php

2012年3月 3日 (土)

ホメオパシーに科学的根拠はたくさんあります(その8)

■神経刺激に関する研究
薬理学の教授Karen Nieberは培養液中にラットの腸を入れ、organic thread(手術用の縫合糸の一種と思われる)を用いて、痙攣による腸の収縮を感知するためのセンサーにつないだ。次に、ラットの腸に激しい痙攣を起こすために、培養液中に刺激(アトロピン)を加えた。すると腸は収縮を起こし、計器は強い痙攣状態にあることを示していた。そこにBelladonna 90X(10の90乗倍希釈したベラドーナのレメディー)を加えると、腸は弛緩し、計器が示した痙攣の度合いも下がった。このことはホメオパシーは原物質が無くても作用するということを証明している。Nieber教授は2003年にHans Heinrich Reckeweg awardを受賞し、賞金1万ユーロを獲得している。

12th to 14th of November 2004 Scientific Report-Chang FY, Lee SD, et al. Rat gastrointestinal motor responses meditated via activaion of neurokinin receptors. J Gastroenterol Hepatol 1999; 14:39-45. Cristea A, Nicula S, Darie V. Pharmacodynamic effects of very high dilutions of Belladonna on the isolated rat duodenum. In: Bastide M (ed), Signals and Images. Kluwer Academic Publishers 1997:161-170.

コメント
この種の研究は、ベンベニスト博士も行っていました。
以下『由井寅子のホメオパシー入門』より引用します。

ベンベニスト博士の研究所を訪ねたとき、ちょうど彼が研究している最新の実験を見せてもらったんですね。その実験というのは、モルモットの心臓を吊るし、一分間水を心臓に流し、一分に一回だけアーニカ(Arnica:ウサギギク:事故・けが・出血に合うレメディーとして有名。血液循環の問題や衰弱した心臓にも適合)の15C(10の30乗倍希釈)の水を流すのです。アーニカ15Cの水はもう原物質がありませんね。なのにそのときだけモルモットの心臓がばっくんと動くのです。ベンベニスト博士は「寅子どうだすごいだろう」と得意げに実験を見せてくれました。

ベンベニスト博士についてはこちらをお読みください→ベンベニスト博士――タブーの実験をしたために転落した科学者

このような研究結果からも原物質がなくても作用力があることは明白です。生体の情報伝達は物質どうしの物理的接触によって行われるという考えは生物学者の空想であり、実際は体液を通して伝わる物質の固有振動によって行われています(すなわち共鳴することによって)。そしてこの実験結果はレメディーに原物質の情報が保存されていることを意味しています。ベンベニスト博士は、物質がなくても物質情報さえあれば治療できることをこのような実験によって証明し、デジタル生物学を提唱したのです。
この論文を入手し翻訳を進めたいと思います。

2012年3月 1日 (木)

ホメオパシー否定派はゴリラ並に頭が悪いというのは本当か?

ホメオパシー否定派が頭が悪いのではないかという推測に対して、少し辛辣ではないかというご意見がありました。これについて考察してみたいと思います。

ホメオパシーの有効性を示す文献、論文、エビデンスは無数にあり、世界中の医師、獣医師、歯科医師、ホメオパスが日々ホメオパシーのレメディーの効果を実感しています。つまりは、ホメオパシー否定派が言っていることはこういうことです。ゴリラが目の前にいるのに、「ゴリラはいない。なぜならゴリラは動物園にいるものだから」と言っているのです。この主張がどれだけ愚かなものであるかは理解していただけると思います。率直に言うならば、もはや頭が悪いなどというレベルではないのです。

もしホメオパシー否定派の人々をゴリラ並の頭の悪さであると言ったとき、それはゴリラに対して大変失礼な発言となってしまいます。なぜならゴリラは事実を事実として受け入れる能力はあるからです。そうでなければ野生の環境で生きていくことはできません。

ホメオパシー否定派はホメオパシーが効果を発揮しないことがあると言います。もっとはっきり言えばある種の実験の結果、ホメオパシーには有効性がないという結果を示した。だからホメオパシーは有効でない。インチキだと言うのです。しかしそれはホメオパシーが普遍的に有効でないことを示したものではなく、その実験の条件では有効性が認められなかっただけのことにすぎません。こんなことはゴリラでもわかることです。

ところが、ホメオパシー否定派は、このような実験結果をもってホメオパシーに効果がないことが証明されたと言うのです。しかし、少なくともホメオパシーがプラセボ以上の効果が認められたことがある以上、ホメオパシー療法には確実に生体に作用を及ぼす力が存在していると考えなければなりません。

そして愚か者でない限り、どういうときに効果を発揮するかを見つけようとします。これはゴリラでもやっていることです。人間であれば、なぜあるときは効果を発揮し、あるときは効果を発揮しないかを考えるでしょう。

たとえばあることがいつも成功するとは限りません。成功するときと失敗するときがあります。事実や経験からフィードバックしてどうしたら成功するのか、どうして失敗したかを考えるのです。あるいは失敗の原因を考えないとしても、繰り返し行動し経験することで、どういうときに成功するのかを理解するようになります。

同じようにホメオパシーのレメディーでもどういうときに効果を発揮しどういうときに効果を発揮しないかを繰り返し使ってみることでやがてわかることがあります。それがホメオパシーの場合は同種の法則などです。出ている症状と同じような症状を引き起こすことのできるレメディーをとった場合に症状を収束させることができるということを学習するわけです。あるいは医原病があるときはその抑圧のふたをとらないと治癒していかないと学習するわけです。ところがホメオパシー否定派は、たった一つの実験結果で、レメディーがプラセボ以上の治癒効果を発揮することがあるという事実の全てを否定してしまうのです。そこには知性のかけらもありません。

本来一回でも明らかな治癒効果が見られたならば、そこには何かあるはずであり、もう一度治癒効果を再現しようと努力するのが知性ある者がとる行動であるのに、何万回と報告されているその治癒効果の全てを否定するのです。

理由は「そんなことがあるわけないから」です。ゴリラが目の前にいるのに、いないと言っているわけです。事実こそがこの現実で生きている私たちにとって意味があり実用的であるにもかかわらず、事実を無視するのです。事実を無視するので経験から学ぶこともできません。仕組みを探求しようとしないからです。

ゴリラであれば成功体験をもとに何度も試行錯誤を繰り返し、同じ成功体験の確率を高めようと努力するでしょう。ゴリラが同種の法則を発見するかどうかは別にして、ある種の病気にこの草を食べればよいという知識を獲得する可能性はあります。

しかしホメオパシー否定派のように事実を受け入れることをしないのであれば、その可能性すらありません。そういう意味において、「ホメオパシー否定派はゴリラ並に頭が悪いか?」という命題に対して、単純に「YES」といえない状況があるのです。

「ホメオパシー否定派はゴリラ以下の頭脳である
」の方が真実に近いかもしれないのです。

ホメオパシーの理論を理解するには、ホメオパシーの創始者であるサミュエル・ハーネマンの著作『医術のオルガノン』をまずは読んでください。そこには経験を通して獲得した智恵がつまっています。

今話題の映画 『THRIVE(スライヴ)』無料上映会

今THRIVE(スライヴ)という映画が話題となっているらしい。ホメオパシーのスタッフはすでに見ており、CHhomの学生やファミリーホメオパスコースの学生ももうすでに見ているとのこと。
『ホメオパシー的信仰』に登場するイルミナティについて言及しており、世の中の仕組みがよくわかる、ホメオパシーバッシングが生じた背景もよくわかる素晴らしい映画らしいので3月3日は絶対に見ようと思っています。見たら感想をアップしようと思います。
無料なので皆さんも見に行きませんか?
1回目:10:00〜12:00 2回目:16:30〜18:30
http://www.homoeopathy.ac/12whatsnew/thrive.php
http://www.homoeopathy.ac/11reserve/20120303.php

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