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2012年3月20日 (火)

2005年のThe Lancet(ザ・ランセット)のホメオパシーの有効性を否定する論文はいかにして捏造されたか?(その3)

日本学術会議副会長である唐木英明氏が、ホメオパシーは科学的に明確に否定されていると言い、その根拠とした2005年の「ザ・ランセット」の論文は、「この論文の正当性を主張することも、この論文をホメオパシー否定の根拠として利用することも、人間として恥ずかしいことである!」と言っても過言ではないほど、いかがわしさにおいて他の追随を許さない論文です。詳細はこちら。

アンチ・ホメオパシーの急先鋒として有名だったスイス人医師のエッガー博士―は、研究が終わりもしないうちから、自分の研究を提出する予定があることや、ホメオパシー薬は効かないという結果が十分に期待される旨を、『ザ・ランセット』の編集者に伝えていたことはすでに述べた通りです。このことからも、最初からバイアスがかかっていたことは想像に難くありませんが、バイアスがかかっていた証拠となる証言を『世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由』からご紹介したいと思います。

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『ザ・ランセット』誌の編集主任ゾーイ・マランは、「エッガー教授は実験に着手するにあたって、ホメオパシーにプラシーボ以上の効果が見いだせるとは期待していないことを認めていた。だから彼の言う“見解の不一致”は最初から見え透いていた。こちらはそれで十分だと考えていた」と認めている(EHM New Bureau, 2005)。
編集部はこのようなバイアスがかかっていたことを読者には伏せておくことにした。

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さて、ホメオパシー否定派の人の中には、ホメオパシーの有効性を示す論文は高度な科学によらない(レベルの低い研究)と根拠なく主張しますが、エッガー博士らの研究チームは、ホメオパシーの試験とアロパシーの各試験の調査設計の善し悪しや、その手法を吟味した結果、質が高いと認められたのは、ホメオパシーの調査が二一件、一般薬の臨床試験は九件だけであったことはすでに述べた通りです。

この研究からは、ホメオパシーの研究は一般の医学研究と比べても高レベルなものが2 倍以上あることがわかります。しかしこの明白な事実について研究者たちは何のコメントもしていません。もちろん、ホメオパシー研究の全てがイコールホメオパシーの有効性を示す論文とはならないでしょう。しかし、ホメオパシーの研究は、ホメオパシーに肯定的な人が真剣にやっており、ホメオパシーに否定的な人はやりたがりません。なぜなら、ホメオパシーの研究を真剣にやるとホメオパシーの有効性を証明してしまうことになってしまうからです。しかし中には、ホメオパシーの有効性を否定するという意図をもって研究をする人がいます。ちょうどエッガー博士のような人です。

エッガー博士らの研究チームは、質の高いホメオパシーの試験21件から、十分な説明もないままに、8件に絞り評価の対象とし、質が高いと認められた21件のホメオパシーの研究と9件の一般薬の臨床試験との比較分析結果は一切出していません。

つまり、おそらくこういうことです。なんくせをつけてホメオパシーの有効性を示す多くの論文を振り捨て、それでもしぶとく残った論文を見てみたら、ホメオパシー研究が21件もあり、一方アロパシー研究がたった9件しか残らなかった。ありゃりゃ、ホメオパシー研究の方が質が高いのが多い……。しかもこのまま21件と9件を比較したらまずいことになる……。なんとかしなければ! 21件の中でも最終的にホメオパシーの有効性の否定につなげることのできる論文の組み合わせを探すのだ! これならなんとかなりそうです! よくやった、ようし、それでいこう! ただし、どの論文を選んだかは言うんじゃないぞ!

おそらくこうして、エッガー博士率いる研究チームは、どの研究を選んだかを何カ月も明かそうとしなかったわけです。詳細はこちら。

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