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2012年2月 1日 (水)

なぜホメオパシーは嫌われるのか?(その3)――予防接種トンデモ論より引用――

予防接種トンデモ論ドイツ語版出版を記念して、予防接種トンデモ論から一部、ご紹介します(その3)。

予防接種が免疫に与える影響
免疫システムの混乱が引き起こす突然変異


 では、実際に予防接種をするとどういうことが起こるのか考えてみましょう。詳しくは後述しますが、予防接種にはさまざまな毒(抗生物質、有機水銀、アルミニウム塩、ホルムアルデヒドなど)や異種タンパク質(培養組織由来のさまざまな動物タンパク質)、異種微生物(培養組織由来のさまざまな微生物)、抗体生産を目的とする病原体や毒、化学物質(安定剤など)が含まれており、それらが血液中に一度に入ってきますから、T細胞だけでは対応しきれず、B細胞がIgMとIgG抗体をつくって、それら異物に目印をつけるわけです。

 しかし、あまりにも多量の有害物質が一度に入ってきてしまうため、B細胞の抗体生産活動がメインとなってしまい、T細胞の活動が抑圧され、目印である抗体が結合した異物を排泄することができなくなってしまうのです。

 すなわち、血液中に異物が存在し続けるという事態になってしまうわけです。こうなると免疫の全エネルギーは血液中の異物に集中し、外側の病原体に対する免疫力が非常に抑制されてしまうことになります。だから、「熱があるときやほかの感染症にかかっているときに予防接種を受けると危険だ」と言われるのです。

 たとえばインフルエンザに感染している人に予防接種をすると、体はインフルエンザウイルスに優先的に対処するか、それとも予防接種で体内に入った異物に対処するかの判断をしなければならなくなります。そういう場合、体は内部にある異物のほうを優先するのです。なぜなら、そちらのほうがより深刻な問題だからです。

 ですから、予防接種を受けると外側にあったインフルエンザウイルスには対処できなくなってしまうのです。すると、それまで大したことがなかったインフルエンザウイルスが、より危険でより進入力の強いものとなります。もしもインフルエンザにかかった人に予防接種をした場合、もともとあったインフルエンザが、より危険な病気に変わり、死んでしまうこともあります。

 同じように、予防接種を受けたあとは通常、外側にある病原体に対して、より感染率が高くなります。病原体が強力なものに変身するのではなく、私たちの免疫が低下することで病原体は強力で危険なものになってしまうということです。

 免疫システムができることは非常に限られているにもかかわらず、予防接種によって急激に大量の異物が入ってくると、抗体生産が限界を超えて押し進められてしまうことになります。抗体はタンパク質からなりますから、抗体の異常生産によってタンパク質代謝は混乱し、無秩序となり、突然変異した抗体がつくられてしまいます。突然変異した抗体は、それ自体が異物となりますから、突然変異した抗体が付着した細胞や組織は、攻撃対象となってしまいます。

 こうして、若年性関節リウマチ(スティル病)や、若年性糖尿病、甲状腺の機能低下、多発性硬化症、のう胞性線維症、小児脂肪便症、潰瘍性大腸炎、乾癬、糸球体腎炎(腎臓障害を伴う)のような数多くの病気が引き起こされることになります。

 これらの問題の多くは、ワクチンを接種してから数年後に浮上してきます。異常な抗体が最終的に発病レベルへと発展していくにはそれほど時間がかかるのです。それゆえ、これらが予防接種による被害と認識されることはありません。

慢性疾患・自己免疫疾患への移行

 血液中に異物が存在し続けると、急性症状の高熱や急性の皮膚発疹というかたちでは異物を排泄することができなくなり、慢性の微熱や慢性の湿疹が出続ける状態(アトピー性皮膚炎)で症状があらわれることがあります。

 たとえば、はしか・風疹・水疱瘡の予防接種をするということは、それらの病原体やワクチンに含まれる異物を体内に滞留させることになり、はしか、風疹、水疱瘡の急性症状である皮膚発疹を発症することができず、そのまま慢性状態に移行した湿疹、いわゆるアトピー性皮膚炎となるケースが多いのです。

 また、急性の皮膚発疹をステロイドや亜鉛華軟膏などで抑圧しても、予防接種と同じように、慢性の湿疹に移行させてしまうことになります。湿疹をステロイドなどで抑圧すると、皮膚がふさがれて毒を排出することができなくなるので、体は肺などの粘膜から排泄しようと試みるわけです。すると肺には粘液が溜まり、今度はそれを排出しようと咳が出るようになります。しかし、それを気管支拡張薬や咳止め薬でさらに抑圧すると、粘液が溜まったままの状態で咳が出続けるぜんそくへと移行していきます。それをまた薬で抑圧すれば、死に至ることもあるのです。肺にびっしり粘液が張りついて、窒息死してしまうわけです。

 1960年代までは、ぜんそくは死に至るような病ではありませんでした。しかし、強いステロイドの気管支拡張薬が使われるようになった1990年以降、ぜんそくは死に至る可能性の高い危険な病気になってしまったのです。

 肺の粘膜からも排泄できないとなると、体は鼻や腸管の粘膜などから毒を排泄しようとするでしょうが、それも下痢止め薬などで抑圧されてしまえば、すべての排泄経路がふさがれることになります。そうすると、毒は再び血液中に戻り、全身をめぐってより慢性化し、発疹や咳、下痢といった症状を再発させます。

 抑圧を繰り返すことで病理は進行し、より根深く慢性化して、体は異物を自己として適応させざるを得なくなります。そして、慢性的な蓄膿になったり、痰が出続けるといった症状を抱えることになるのです。

 こうなると、血液中に異物がとどまり続けている状態なので、体は二度と同じ異物が体内に入ってこないように、アレルギー反応というかたちで防御します。慢性的に炎症を起こしている腸管から、未消化のタンパク質などが血液中に入るとアレルギーを増大させます。

 さらに、予防接種の中に含まれる異物が血液中に存在し続けることで、それらが血流の悪い部分(心臓の弁・関節部・腎臓・肝臓などの臓器)に付着すると、その細胞を異質なものに変化させます。なぜなら、異物は本来の生命エネルギーを歪めてしまうからです。こうして、自分の細胞とは少し異なった細胞が増殖し、やがて体はこれを異物とみなして攻撃するようになります。

 先ほど、突然変異した異常抗体が自己免疫疾患の原因であると言いましたが、予防接種に含まれる異物が細胞や組織に付着することでも同様に自己免疫疾患の原因となりえます。これ自体は異物を排除しようとする生体の正しい機能ですが、こういったものからやはり関節リウマチなどの自己免疫疾患が生じます。

 そういった慢性症状さえも抑圧してしまえば、毒はさらに循環しながら毒性を増し、肝炎、脂肪炎、関節炎、ネフローゼ、心臓弁膜症などを引き起こします。これは尿管から細菌が入ったネフローゼではなく、血液毒から直接出現する悪性ネフローゼなのです。またこれを抑圧するとなると、今度は神経と脳にその毒がまわります。

 このように、異物が血液中に存在し続けた場合、最初は体もがんばろうという反応をするかもしれませんが、高熱を出し続けるというような、エネルギーをたくさん消耗する反応を継続することはできませんから、徐々に反応が小さくなって慢性化していきます。すなわち、もはや血液から毒を排泄できない状態になってしまうのです。

 しかし、体はそのような慢性状態を決して解決したとはみなしません。ですから、再び未解決な問題の原因となるものが体に侵入しそうになると防御しようとするのです。

つづく。

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